【変身】素人がデータに強くなる「SQL学習」3つの秘策
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プログラミング言語など、ツールを学ぶときにやってしまいがちなのが「ひとまず全部学習してから」。これが曲者で、多くの人が挫折してしまっているように見えます。
発想を変えてみてはどうでしょうか。私もあえて3つに絞って、ポイントをお示しします。
・全体を一通り学んでからではなく、やりたいと思う事柄を決めてそれに向けて必要な知識を揃える
NPで何度も発言していますが、私が本気でプログラミングを学んだきっかけの一つが「たくさんの測定器類をパソコンで自動制御したい」でした。そのためには実は一般的なプログラミングテクニックだけではなくてネットワークプログラミングというちょっと特殊なテクニックを学ぶ必要があり、それは一般的な言語の教科書には書いてありません。けど、どうやら必要らしいからその部分だけやる、次にまた必要なことが出てくるのでそれをまた学ぶ、というのを繰り返しました。
・学ぶ=まねる
昔から言われていることです。いまはネットで検索するとたくさんのサンプルプログラムやブログが出てきます。0から自分で、ではなく先人たちの知恵を借りましょう。いま、私が自分でコードを書くとき、自分で書いている時間と検索している時間は半々くらいです。
・エラーへの対処の仕方を覚える
自分はプログラミングそのものよりも、その後出てくるバグつぶし、エラー対策が肝だと思っています。そこで実力の差も出ます。そのためには、まず検索して十分な情報が出てくるメジャーなツールを使うことです(無料だからとかいう理由でマイナーなものを使うと痛い目に会います)。近くに相談できる人がいると、なお心強い。遠慮せずにガンガン質問しましょう。それ以外に、プログラミング言語だけでなくそれに付随するデバッガとプロファイラの使い方も覚えると強力です。バグ取りや最適化の時間が大幅に短縮されます。これもプログラミング言語の教科書には書いてありませんが、とても重要な項目です。とーーーっても簡単に書いてくれてますが、挫折する人は、読んでる途中でスクロール止まってそう。
まずは、触ってみては。
実際に触るのと同じ体験ができます。かなり手取り足取りガイドしてくれるので、ちゃんと時間だけとって取り組めば迷子にはならない。SQLだけなら無料でいけたはず。社内で推奨しているサイトです。
https://prog-8.com/「例題として教わったSQL文以外を、自分で書けるようになるのか!?」
実は、この特集を平井記者と担当することになる直前に、偶然にも弊社内でスタートしていた「SQL勉強会」に私も参加していました。
で、2度目の勉強会に参加した後くらいから抱き始めたのが、冒頭に書いた不安です。
そこで今回、取材を兼ねて、この不安をさまざまな専門家・講師の方々に直接「相談」してみました。
すると見えてきたのは、SQL素人がデータ分析できるようになるまでの3ステップ。
構文をたくさん覚える前に、知るべきことがある。エラー頻発で心が折れそうな時も、対処の仕方が分かれば大丈夫etc.。
そんな「自分自身が救われたアドバイス」をそのまま記事にしていますので、ぜひお目通しください。