焼き鳥や唐揚げ、チキンカツにも 植物由来の代替鶏肉で多様な調理が可能 フードテックNext Gen Foods
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世界中では食糧危機や代替肉の必要性についてよく語られ、投資が加速しているものの、若年層を含めた日本での盛り上がりの少なさに危機感を覚えてしまう。日本の食料自給率はカロリーベースでは37%で、先進国最低。円安の影響もあり、家庭にその価格上昇分が直撃する。さすがに危機感を持って接していきたい課題。
単一民族で食料(水を含めた)資源が豊富にあったからこそ、その意識が低かったとしても、このまま競争力がなくなり、農耕民族の村が溢れ、沈みゆく極東の島国になるのは流石に悔しすぎる。世界で初めて培養肉(イートジャスト)の販売を認めたのも、シンガポールでした。国内食糧の約90%を輸入でまかなっているシンガポールは他国と比較してもフードテックに対して先進的に取り組み、自国の食糧安全保障に積極的に取り組んでいる印象があります。
日本もカロリーベースでは食糧自給率38%と、シンガポールと比較すると高いものの、輸入に依存している割合は同じく高い状況です。農地を確保することはもちろんですが、確保した食糧を無駄なく使用することに意識を向ける必要があると思います。
生産効率の高いタンパク源や食糧を開発したとしても、廃棄してしまえば元も子もありません。貴重な資源で生産されたものを、どのように無駄なく分配するのか。食糧安全保障や環境保全の面でも、食品ロスなどへの課題意識がより高まるようにできることをやっていきたいと思います。シンガポールでは政府が数年前より積極的に戦略としてフードテックを推進しており、世界各国からも注目されています。フードテックのVCも急激に規模拡大しています。一方、日本のスタートアップは資金調達がまだまだ難しい状況で、ぜひ今後官民あげてのインフラ整備に期待したいところです。