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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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世界の小麦生産国は、
1位 中国 
2位 インド
3位 ロシア
です。
 特に、近年はインドの生産増大が、世界の食料不足を緩和してきました。インドが小麦の輸出国に転じたのは、1995年で、輸出量を急速に増やしてきました。2022年も、順調にいけば、1000万トンほど輸出できるはずで、これまでウクライナから輸入していたエジプトやトルコといった、中東・アフリカ諸国の小麦不足を補えるはずでした。
 ただ、現在、インド北部の穀倉地帯は、記録的な熱波に襲われていて、小麦生産の減少が懸念されています。
まあ、小麦輸出ランキング一位だったロシアと五~六位だったウクライナが戦争してますから厳しいですね。
ちなみにロシアとウクライナだけで世界小麦輸出の二割以上を占めてました。
生産量だけでなく、どのくらいの量が流通するかが問題。ウクライナで生産しても輸出できなければ、生産していないのと一緒。
世界各国はこの現状を踏まえ、食料需要を自国の生産物で賄うような方針へ転換すべきでは。たとえば日本は米の消費量を増やし、輸入に依存しないことで国内の自給率の向上、そして農業の活性化を促進する。
4月と10月に政府→製粉会社への卸価格の変更が行われますが、補助金入るかどうかも含めて10月以降の決定は要注目です。普通に行けば大幅値上げなので。