スタートアップ創業者は不景気の可能性をどう捉えるべきか?
Coral Capital
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先週から世界中のテック業界のセンチメントが急変しました。テック株は下落し、資金調達よりレイオフのニュースが増加。これは日本のスタートアップにどんな影響を及ぼすでしょうか? Coral Capital創業パートナーCEOのJames Rineyが現状の見立てと、スタートアップの経営陣が取るべき考え方について書きました。
ある意味で予測出来た未来だったのかもしれない。
個人的には一昨年くらいから何となく嫌な感じしてたし、周囲にもその話をよくしてた。こんな相場は長くは続かないと。
経済の実態が良くなってない中で株価が上がり、本質的な企業価値は増えてないのに、金銭的な時価総額が増えていき、富める者がどんどん富んでいく。
株価が下がったとしても、富める者が手にした現金は減らないし、なけなしのお金を突っ込んでいた人のお金はなくなる。やはりこの状態って正しいのかなぁと思ってしまう。
その一方で自分自身もこのシステムの中で事業をしているわけで、そのおかしな世界の片棒を担いでもいる。どうすればいいんだろうなぁ。
ぶっちゃけ、このような形で来るとは思わなかったし、自分がそれに巻き込まれるとも思わなかったんだけど、当事者になると周りが見えなくなるということを改めて痛感し、反省もしております。日本株のバリュエーションはP/Eで見れ妥当な所まで下がったものの、過去「妥当な所」だった時は、赤字上場は難しく、小粒なもので無いと需要が満たされない時代だった。論点は、この様なEXIT環境でリターンが上がる入口の投資バリュエーションがどの程度なのか、という事だと思う。