ハードシングスへの突入と脱出
コメント
選択しているユーザー
最近は成功談だけではなく、失敗談が色々なところから出てくる点が良いですね。内容を踏まえると、やはり受託的にNRE貰いながら商売を立ち上げていくことは大事だな!と。またはコンサル的なフィービジネスのハイブリッドも顧客インサイトに入り込めるので大事だなと感じた。
良くも悪くも、経営としてはキャッシュと人員リソースの安定が、メンタルの健全性の大部分を占めているのだが、NREでランニングが賄えること、プロダクトに対する顧客の率直な意見が常に反映されるという意味では、安全な立ち上げにおいては必須なのかもしれない。
組織はある日突然崩れ落ちるのではなく、日々のコミュニケーションの何となくの欠落から不協和音が大きくなる。個別の不協和音は極端な話、1人辞めてもらうことで解決できるのだが、これがチームや部門全体に広がった場合、外科的対処は会社の存続を脅かすことになる。
組織崩壊は小さなサイズだとNPSスコアを取るよりも、毎月1オン1やって、個人の課題を解決するとともに、メッセージと期待を伝え続けることの方が発生を抑えることができる。デジタルカンパニーはリモート重視だろうが、この1オン1は対面でしっかり時間を取るべきというのが色々見てきた結論かな。
注目のコメント
この記事を書いた者です。
長文お読み頂きありがとうございました。
何も持たない状態で未知を切り開いていく宿命にあるからこそ、ほとんどのスタートアップはハードシングスを経験すると思います。僕たちはまだ規模が小さく、ステークホルダーも少ないため赤裸々に情報を出すことができましたが、種類は違えど同じような苦しみを抱える起業家は多いはず。
具体的なTipsというより、どん底から這い上がった事例が増えれば勇気を与えることができるかもと思い(僕もそうでした)、筆を執りました。
感想を教えて頂けると嬉しいです。読み進めていくと、脱出するきっかけとなるイベントがあったというよりも徐々に立て直してきたのかなと思いました。社員、株主の方からはどう見えていたのかも気になります。
先日、エピックベース社がメディアドゥHDからカーブアウトした直後にプロダクトを作り直した話(以下)もぜひ多くの方にご覧いただきたいです。
一度作ったプロダクトを壊す勇気。
https://newspicks.com/news/7028972近いうちに起業を考えてる大学生の私にとって非常にリアルな現場の経営判断、オペレーション、モチベーションマネージメントのお話はすごく勉強になりました。
会社員の方々とは違い山も谷もあるであろう起業家の方は物事を考え続けるざるを得ない。
そんなところに非常に憧れるかっこいい部分を尊敬しながら、自分が経営者になった時の姿をイメージしてずっと読むことができました。