2022/5/14

【超入門】文系が「データ」に強くなれば、無敵になる

ビジネスの世界でも、データをきちんと分析して、事業の効率化や生産性を高める必要が叫ばれて久しい。
NewsPicksでも、これまで特集「本当のデータ思考」やさまざまな記事を通じて、エクセルなどを活用したデータ経営術や、分析結果を載せるためのチャートのビジュアル化のコツなどを紹介してきた。
そういった取材活動の中で、習得すれば、データ分析を活性化させるスキルの一つ「SQL」の存在を知った。
どうやらちゃんと学べば、自分の仕事にもプラスの影響をもたらしてくれるらしい。
ただ、文系学部出身で、経済記者をしている筆者からすると、SQLが生かされる職種でピンとくるのは、マーケティングくらい。同様に文系ビジネスパーソンの中には、そもそも「データ分析は重要っぽいけど、何からしていいか分からない」という人も少なくないはず。
そこで、NewsPicks編集部は、特集「今すぐSQL」を企画。複数の専門家に、SQL学習を加速させる重要なポイントを聞いた。
第一話では、SQLの学習を開始して約1カ月の文系記者が、取材を通して学んだ「SQLの前に、そもそもデータ分析をする上で、意識しておくべきこと」を共有しよう。
INDEX
  • そもそも「SQL」って何だ?
  • データ人材が「強い」理由
  • 「データ分析」の超大前提
  • 最強は「自分でデータを触る」こと
  • 「エクセル」じゃダメなの?
  • では、「データ分析」の一歩目へ

そもそも「SQL」って何だ?

そもそもSQLとは何なのか。
書籍や取材によると、SQLとはインターネット上で、さまざまな情報(データ)を集約しているデータベースとやりとりをして、必要な情報を取得したり、修正したりする際などに使う言語だ。