• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【必見】アメリカの「中絶問題」は、歴史に残る大事件だ

NewsPicks編集部
358
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • Strategia Holdings and SOLA Biosciences Founder/CEO, Scientist - New Therapy R&D & Fine Artist

    私の意見はひとまず置いておいて、少し別の視点からコメントします。「ローvsウェイド」から50年、今回の大きなうねりに接して、やはりアメリカというのは合州国だなと感じます。その意味で、日本は〜という感覚で、アメリカは〜とは語れないなと、改めて感じています。たとえアメリカの旗のもと米国憲法ではまとまってはいても、多種多様な人々で構成されている50州の集合体であり、いわば歴史上の実験国ですから。この問題だけでなく、各州で驚くほどの違いに関しては理解に苦しむことも多々あります。ただ、自分の思想や哲学に一番合う州に住む(作る)ことも自由です。だから私はマサチューセッツ州を選択しています。これが日本だと、どの県に住んでも大した差がない。マリファナが吸える県もなければ、同性婚できる県もない。みんな一緒で何か安心はできるけれど、多様性がない。私は、オプションはバリューだと思っているので、ここボストンが自分にとって世界で一番の住処だと思って生きています。ここをもっと良い場所にしていきつつ、他でもっと良い場所が有れば、移り住むのだろうなとも思っています。


注目のコメント

  • badge
    株式会社ビービット 代表取締役

    30年ほど前、米国の語学学校に通っていた時に、授業でディベートを行うことがよくあり、「中絶の是非」は頻出のテーマでした。

    思い返すと、中絶に反対する論点は、どのタイミングから人は人であるのか?、受精したタイミングから人であるとするならば「①中絶は殺人と同じだと考えるべきではないか」というものと、特定のキリスト教を信じる生徒からは神が決めていることで「②議論の余地がなく悪である」、という2つだったと記憶をしています。

    ②の発言をしていた人たちは、賛成・反対の立場を変えながら進めるこのディベート形式の授業に参加できなかったことに、その当時、驚いた記憶があります。

    望まれない妊娠の負荷とのバランスをとった議論など、様々な観点を踏まえた最善の方針を考え出す知性が人間にはあると思っていたのですが、宗教などの変えられない信念とのぶつかりあいは合理では解けないため、どちらの信念がマジョリティを握るのかのパワーゲームになると学びました。


  • badge
    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    解説を担当しました。

    いただいたコメントの中に「少子化と関係あるのか」というご指摘がありましたが、基本的にはアメリカの文化戦争の話。

    アメリカの特殊出生率は1.6と他の先進国と同じように人口を維持できる2.1を大きく割っています。ただ、移民が人口増を支えており,OECD加盟国の中の人口増はトップ。

    今回は言及していませんが、移民の中にもカトリックの福音派はいるので、このあたりがこの問題の党派性をどう変えていくのかも注目されるところ。


  • ノンフィクションライター

    日本では連日報道されるほどではありませんが、アメリカメディアはウクライナと並ぶトップ級の扱いで、中絶問題を取り上げ続けています。「中絶反対」は感覚的に馴染みが薄いかもしれませんが、これからLGBTQなどにも議論が発展する可能性があり、より大きな問題になるかもしれません。

    最大のポイントは、最高裁の構成にあります。判事の任命権は大統領にあり、基本的には終身制であるため、自分の考えに近い判事を増やせば、過去の判決をくつがえすことも不可能ではありません。トランプが植え付けた種が、ここでも社会を揺さぶっています。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか