失速鮮明のNFT市場、売上もアプリDL数も90%減少
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マーケット相場はたしかに冷えているかと思います。ただしこれは利上げや国際的な景気動向、USの株式市場などとも整合性が取れた動きかなと思う次第で、なにもCryptoマーケットだけの中でNFTバブルがはじけた、といった動きには見えないです。
>一方で、アプリ調査企業Apptopiaのデータで、世界最大級のNFTのマーケットプレイスのOpenSeaのアプリのダウンロード数は、1月のピーク時に1日あたり18万件を記録したが、現在は約90%マイナスの約2万件にまで急減している。
あとここですがOpenSeaのアプリは、ユーザーにOpenSeaで保有しているウォレットでのNFTを簡単にモバイルで見れる機能だけ(ここではNFTを直接は買えない)を提供している為、この事実は既存の顧客層でアプリを求めた層が一周しDLし終わったことを意味しているだけで、この数字の落ち込みをマーケットの下げ基調と合わせるのはあまり良い数字の読み方ではないと思います。
注目のコメント
いつか来た道。「NFTだから」価値があるのではなく、元の著作物に価値があって、それの真正性が担保されたうえで何かできる手段としてNFTが使えれば、価値が生まれる。
まず消えているのは「NFTだから価値がある」という幻想だと思う。
一方で、真正性をデジタルアートについて証明をしたとしても所有権・利用権のデジタル化ではなくて、単なる稀少性が現在で、上記の二番目の「手段としての価値」も個人的には疑問符。今後そこは進化するかもしれないが・・
ただデジタルと著作権の相性は必ずしも良くない。ソニーがデジタル音楽の初期にOpenMGというコピー回数がコントロールできる技術を使っていた。でも広がったのはコピーし放題のMP3、なぜなら便利だから。便利でコストが下がって、そしたらコピーし放題だけどiTunesとかでばら売りでも買ったり、サブスクという世界に15年くらいかけて変わっていった。
遍く広くをNFTにするのではなく、極めて限定的な領域だけ稀少性を持たすためにデジタルで権利コントロールをするという風にすれば行ける可能性もあるかもしれないが…
2021年のバブルになっていったときののポッポーとかでそんなことをコメントしていた。そこから1年ちょっと。
https://newspicks.com/news/5704149
https://newspicks.com/news/5791062
下記のOpenseaについての記事で、流す商品を増やすことに注力していたという言及がある。一方でそれは上記の稀少性とは反するし、「NFTだから価値がある」という流れに乗った動き。広がるから認識される価値もあるが、一方で最終的に稀少性に伴う価値を作りに行く場合は、マーケットの信頼を傷つける行為になった可能性があり、長期でどういう影響が出てくるか。
https://newspicks.com/news/6499605
Nikeが買収したRTFKTはどうなっていくだろう。履けないスニーカー…
https://newspicks.com/news/6667162NFTはオリジナルの証明がつけられるというだけだからなぁ。
アートに付けたところで、アートのデータ自体のコピーは寸分違わずでき、コピーでも鑑賞上もオリジナルと何ら変わりなく、従ってコピーでも利用価値は変わらない。
他人が利用することを禁じることができない。
つまりつける意味がほぼない。
ゲーム内とかの閉鎖体系で全てのオブジェクトにくっつければ勝手な複製を禁ずることはできるから、メタバースな世界が広がってからが本領発揮でしょうね。
アート分野で高額で落札されたのはまさに投機。
ビットコインの一攫千金も記憶に新しいのでそういうのを狙ったんでしょうけど、時期尚早でしたね。