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プロピッカーの辛坊正紀様のコメントですが、G7にオーストラリアはなく、イタリアの間違いかと思います。イタリアの一次エネルギー自給率は25%です。

石油禁輸の文脈では、ロシア石油依存度(石油輸入におけるロシアの割合)も重要指標ですが、G7では

ドイツ34%
イタリア11%
英国11%
日本4%
米国1%
カナダ0%
フランス0%

となっていて、この中では日本は突出して高いわけではありません。

対露制裁においては、EUによる石油輸入禁止が最大の焦点ですが、G7でEU以外で輸入量が最大なのが唯一アジアの国である日本であり、G7の連携は事実上日本を巻き込むための枠組みと言っても過言ではありません。G7の枠組みに仲間入りしていることが、日本にとってどれだけのメリットがあるのか、なかなか悩ましい事態になって来ました。

そして、ドイツ、イタリアをはじめ、EU内でロシア石油輸入をすぐに止めると打撃が大きい国々もまた、苦しい判断を迫られています。EUは一旦議論を棚上げにしました。ギリシャ、マルタによる反対と、ハンガリーによる判断保留の為と伝えられています。

EU drops plans to ban shipping Russian crude in face of opposition https://on.ft.com/3P8XhlH
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G7各国のエネルギー自給率は次の通りです(2020年、IEA)。
オーストラリア 346%
カナダ     175%
アメリカ    104%
イギリス    71%
フランス    54%
ドイツ     35%
日本      12%
欧州とくらべロシア産原油への依存度こそ低いものの、エネルギー自給率は我が国が飛び抜けて低い、つまり、エネルギーを輸入に頼る割合は我が国が飛び抜けて高いのです。OPECプラスにしっかり組み込まれたロシアへの制裁で原油価格が高止まりしたとき、中長期的な影響を最も手痛く蒙るのは日本です。
エネルギー資源を豊富に持つオーストラリア、カナダ、アメリカは純輸出国ですし、イギリスは北海油田と風力発電に適した遠浅で風の安定した海を日本の10倍持っている。フランスの自給率が高いのは原発を積極的に活用しているゆえですし、ドイツは太陽光発電に適した土地を日本の2倍持つとされ、原子力発電が電源に占める割合も2020年時点で日本の2倍です。
原油の高騰で日本の経常収支が赤字に陥りかねない状況です。政府が巨額の赤字と借金を抱え基軸通貨を持つわけでもない我が国で経常収支の赤字が定着したら、それこそ“悪い円安”と“悪いインフレ”で国民がますます貧しくなりかねません。
ロシア制裁で結束する各国も、自国の経済状況をしっかり踏まえてスタンスを決めているように感じます。G7の一員としてロシア制裁に加わるのは良いとして、輸入に頼らぬエネルギーをどう増やすのか、真剣に考える必要がありそうな・・・ (・・;
G7諸国は、ロシアから石油を輸入しないことについては、一致しています。米国とカナダはすでに輸入禁止、ヨーロッパ諸国は、2022年中に停止する、ということで一致しています。
 ただし、天然ガスについては、ヨーロッパ諸国は輸入停止の期限を定めることはできておらず、G7でも一致できません。日本も、天然ガスの輸入停止の方がむずかしいでしょう。
 ロシアのプロパガンダ阻止、ということでは、ロシアの外国向けプロパガンダ・ニュースをG7各国は禁止しています。日本語版があるのは、スプートニク日本語版やロシア・トゥディ日本語版ですが、日本はまだ禁止措置などはとっていません。他のG7諸国と同じく禁止するなら、インターネットのプロバイダに対して、両社のコンテンツが表示できないようにすることを義務づける必要があります。
G7の中でも、米国・カナダはそもそもロシア産の原油にほとんど依存していません。米国のロシア産原油への依存度は2%(石油製品含めると8%)、カナダは石油も天然ガスも石炭も、ロシア産のものは0%です。
輸入禁止を打ち出したと言っても、そもそも輸入していない訳で、そういう国は強気の対応ができますが、問題はロシア依存度を高めてしまった欧州。
ドイツは石油も天然ガスも石炭も、ロシアのシェアが1位ですし、イタリアは石油は4位ですが、天然ガスと石炭はロシアが1位。
ちなみに日本のロシアへの依存度は、石油4%、天然ガス9%、石炭11%とされており、それほどクリティカルではないように見えますが、ただ、1割を他からというのは、かなり難しいことではあります。一般消費財とエネルギーは違うので。
EUが原油の禁輸ないしフェードアウトに踏み出す時に日本も同調せざるを得ない。ただし原油の権益の放棄はロシアの利益になるだけなので、サハリン1から撤退するわけではない。権益は保持しながらも調達はフェードアウトしていく。
代替調達の結果、原油価格は高止まりか。
中国経済の急減速などで原油価格落ち着きつつあったのですが。
当面100ドル/バレル割れは難しそうです。
G7としてロシア産石油輸入のフェーズアウトまたは禁止に合意した。G7も一枚岩ではない。米英は自国で石油をまかなえるため早々に禁輸を決めた。EUの中でも27か国で必ずしも足並みが揃っていたわけではなく、ロシア依存が高いハンガリーやスロバキアは即時禁輸できず、段階的な禁輸になる見込み。イタリアも本音は苦しいだろう。

日本も石油の「原則」禁輸を表明した。つまりサハリン1の権益は例外として保有しておく、ということ。原油価格は高止まりが続くし、経済界の反対はあるだろうけれど、首脳会談にゼレンスキー大統領が出席していたし、G7として結束を示すため、やらざるを得ない、ということではないか。
G7自体はオンラインで開催されましたが、カナダのトルドー首相と米国のジル・バイデン大統領夫人が予告なくウクライナを訪問。ロシアへの圧力はさらに強まっています。これを受けてプーチンが今夕の「戦勝記念日」演説で何を語るか、注目せざるを得ません。
行く行くは日本のサハリン1&2の権益まで踏み込まざるを得なくなるのだろうか?そうなると、日本は難しい選択を迫られるし、不利益も大きい。かといってここまで同調して、これに関しては突っぱねるという資源小国の日本の言い訳がどこまて通じるか?は不透明。
そこまではいかないことをただ祈るのみ。
G7の決定はもっともロシアの首を絞めつけます。
ロシア制裁に全面的に協力する日本は一番先にロシアからの石油などのエネルギーの輸入を辞めて、経済発展、社会生活に支障が出ても、国民が少々不満があっても、マスコミの絶対的な支持を得ているので、G7でもっともロシアのエネルギー輸入しない模範を示すべきです。
アメリカはロシアからエネルギーを輸入しています。アメリカはじゅうぶん石油などの地産地消ができるので、アメリカも少々ロシアから輸入を辞めていくことを考えるべきです。禁輸を叫ぶだけでなく。すくなくとも完全に禁輸を実施するのは3022年からとか言わないと、世界に不誠実と思われます。百年後には実施するなどを言ってごまかしたら、変に言われません。