戦勝記念日を前にメッセージ ロ大統領「ナチズム復活許すな」
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嘘なのですが、まさにナチスの宣伝部長ゲッベルスが言った(とされるようになった言葉の)ように、「嘘を十分なだけ繰り返せば、人々がそれを信じるようになる」という意図を持った嘘もあります。
ナチスは、第1次世界大戦でドイツが負けたのも、ロシア革命が起きたのも、資本主義が発達したのも、全てユダヤ人の陰謀であるとして、20年以上に渡る宣伝を続けました。
あまりにも荒唐無稽で、ごく一部の人しか相手にしていませんでしたが、メディアで繰り返され、学校で教えられるようになり、誰も異を唱えなくなりました。
ナチズム、というもの自体が、とらえどころのないもので、反ユダヤ主義というなら、ロシアにもウクライナにもあるし、現役の大統領がユダヤ人であるウクライナの方が、反ユダヤ主義の度合いは少ないでしょう。
ナショナリズムや権威主義であれば、世界に広く見られるし、ロシアが今まさに非常に悪質な権威主義に陥っています。
大事なのは、具体的な事実ではなく、第2次世界大戦の頃は「ナチズムとの戦い」ということであれば、何でも正当化された、ということでしょう。あとは、スケープゴートというやつで、ユダヤ人がかつてその標的となったように、不満や鬱屈を晴らすために叩いていい対象があれば、誰でもいいから叩く、というやつです。特に政府がそれにお墨付きを与えるなら、進んでその誰かを踏みつける、という人間はいるでしょう。
今のロシアで、ナチズムとは何で、ウクライナには現在どういうナチズムがあって、それがどのようにロシアに脅威をおよぼすのか、(事実ではないにしても)筋道立てて説明できる人は少ないでしょう。何か断片的な情報を並べることはできるでしょうが、並べてみて、相互のつながりはなく、荒唐無稽なのですが、そんなことは気にしていません。
日本人が鬼畜米英とかいっていたようなもので、実態としてどのように鬼畜なのかはかなりどうでもよくて、外国の政治経済や文化について時間をかけて知ろうとする人は少数です。
嘘なのですが、繰り返されているので、ああそうなのか、という程度に受け入れてしまいます。受け入れてしまうと、その嘘を根拠にして大量に人が殺されていっても、違和感を持たなくなります。Nonsense.
Russia has proven that it is THEY who are the 21st Century “Nazis”.
和訳
ナンセンス。
ロシアは、まさに21世紀の「ナチス」であることを (酷い行動によって) 100パーセント証明しました。ウクライナはネオナチ。
不思議に思いますが、「ロシアに敵対するものはナチス」という考え方が受け入れられているようです。
大祖国戦争でナチスドイツを破ったロシア人民の偉大さが皆さんの脳内に収まっているので、ナチスは戦う理由としてとても都合が良いのです。