[ニューヨーク/ボストン 6日 ロイター] - 米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は、温室効果ガスの新たな排出目標を明らかにした。
石油・ガス部門の融資先の「絶対排出量」を2030年までに19年比で26%削減する。電力部門の融資先については、生産量当たりの排出量を指す「原単位」で60%の排出量削減を目指す。
全体では50年までの排出量実質ゼロを目標とする。
シティグループも1月に、エネルギー部門の融資ポートフォリオの温室効果ガス排出総量を30年までに29%減らす目標を掲げたが、他行は原単位をベースにしており、環境団体から対策が不十分だとの声が出ている。