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ウクライナ兵にジャベリン攻撃教える米国人

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    米国などNATO諸国は、2014年から、2万3000人のウクライナ軍人を訓練してきました。上級将校も訓練を受けましたが、数の面で多かったのは、下士官です。
     下士官は、曹長、軍曹、伍長あたりですが、小隊長を務め、50人前後の部下を持つ場合が多いです。
     下士官が米軍の訓練でジャベリンやスティンガー、レーダーや種々の砲の使い方を身につければ、ウクライナ軍内の訓練で、一般の兵にそれら兵器の使い方を普及することができます。

    戦争はチームワークであり、連携です。チーム内の連携とチーム間の連携は、長年の訓練と全体のシステム構築によって実践可能になります。
     下士官は、中間管理職の末端、課長や係長くらいですが、彼らが経営全体の目的と性格を理解して、即応的にチームを動かせるかどうかが、組織の生産性を高めるカギです。
     下士官は兵器の使い方がわかっているというだけではだめで、自分のチームをどのように動かすのが組織全体に最適な貢献となるのか、判断する力が求められます。
     現代戦では、兵士は一列に並んで前進するコマではなく、各自で情報を共有してその場で独自の判断をする自律的なチームプレーヤーです。特に、米軍はそういう大前提で組み立てられていて、チームリーダーである下士官の統率の下で、臨機応変に動きます。ジャベリンやスティンガーといった兵器にしても、そういうチームプレーができた時に、最も効果を発揮するようにつくられています。
     2014年からの8年間で、ウクライナ軍が見違えるようになったのは、下士官の質が劇的に向上したからです。
     ノモンハンでの戦争などについてもいわれたことですが、日本軍の強さの核心は、下士官の質の高さでした。逆に、ソ連軍は下士官の育成がまるでなっておらず、ろくに機能しませんでした(ただし、将官はソ連の方が臨機応変な判断力を持つ)。今回の戦争でも、ロシア軍の下士官の質の低さが顕著に現れています。
     8年の間に育成したウクライナ軍の下士官が、どれだけ生存しているかが、ウクライナ軍の戦争継続能力を左右します。

    US Army in Germany resumes training Ukrainian forces, with focus on Western weaponry
    https://t.co/eMiB4TbXfl


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    国際政治アナリスト 危機管理コンサルタント

    米国は、ジャベリン5500基のほか、新型の無人航空機システム「フェニックス・ゴースト」や自爆型無人機「スイッチブレード」など、ウクライナ兵に馴染みのない新型兵器を続々と投入する計画ですので、こうした訓練が不可欠でしょう。
     米政府はさらにM777 155mm榴弾砲などの攻撃用兵器を供与する方針に切り替えています。
     米政府やNATOは、こうした攻撃兵器や新型兵器を使いこなす訓練を受けた兵士たちがウクライナ東部の前線に揃うとされる6月中旬以降、ロシア軍に反転攻勢をかけることが可能と考えているようです。
     ロシア軍も東部戦線で態勢を立て直し、猛烈な攻撃を仕掛けていることから、西側の兵器が到着するまでウクライナ軍が持ちこたえられるか、ロシア軍が東部を制圧するのが先か、今後数週間が重要になっています。


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    金融教育家

    今回の戦争するにおけるジャベリンの戦果は大きい。戦時下なので、実践的な対応を現場では行なっているのですね。以下、引用です。
    「ジャベリンの発射管制ユニットの電池は4時間程度しかもたない。このため、訓練用に電源を入れるだけでも電池が急速に消耗する。同氏がウクライナで協力している部隊は、予備の電池を手に入れることができなかった。
    そこでヘイワード氏は、アントン氏やウクライナの技術者と一緒に、オートバイのバッテリーや日曜大工用品店で調達した配線、3Dプリントで製作した枠組みを使って、訓練用の代替電源を組み上げた。」


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