NYダウ一時1300ドル安 金融引き締め「軟着陸」に不安
日本経済新聞
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注目のコメント
昨日は2回先のFOMCまでの予告で安心が広がりました。が、安心するにはまだ早い、特に、債券購入縮小は前代未聞の規模で行うわけで、パウエルFRB議長が目指すソフトランディングには誰も確信が持てないということの再認識が今日の相場でしょう。昨日は、いわばシステムI的思考で、事前予想対比での反応、そして今日はシステム2的思考で、よくよく考えてみたらそんなに甘くはないだろう、という反応では。
「不透明感」はアナリストの口癖と言われそうですが、それでも今はやはり不透明感が強すぎると感じます。例えるなら車の運転と一緒で、車のスピードがそこまで早くなければ、緩やかなブレーキで巡航速度に落とすのは難しくありませんが、インフレ率が8%を超えているということは、相当なスピードで車が走ってしまっていることを意味します。
このため、立て続けに急ブレーキをかけなければならなくなり、その分巡航速度よりも相当スピードが落ちてしまうリスクも結構あるわけです。FED・パウエル議長を絶賛する昨日のコメント欄を見れば、今のマーケットで何が起こるのか誰にも分からないことが分かります。
https://newspicks.com/news/7024218?ref=user_1400096
【追記】
それでもなお、(このランダムかもしれない事象に対して)ストーリーを付けようとする姿勢には驚かされます。もしくは「不確実性が高い」ということをあえて難しい言葉で言い換えることに意味があるのか不思議に思います。