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米FRBによる大幅利上げによる自国経済への影響を懸念してきた中国共産党。

国営の中国中央電視台(CCTV)は5月4日(水)の朝番組でFOMCの模様を速報。ローレンス・サマーズ元財務長官とアレックス・ドマッシュハーバード大調査アソシエイトが5月2日(米東部時間)に共同で発表した論考(https://www.marketwatch.com/amp/story/the-fed-cant-prevent-a-recession-larry-summers-and-his-co-author-say-11651503567)を引用する形で、「インフレ率が8.5%、失業率が3.6%の現状下で、FRBが利上げによって経済を軟着陸させるのはほぼ不可能であり、むしろ経済を衰退させる可能性がある」と”主張”、米国当局の経済政策を牽制しました。

ウクライナ危機とロックダウンが景気にもたらす下振れリスクに立ち往生する中国共産党は、引き続き「比較的高い成長率と比較的低いインフレ率」を前提にマクロ政策を打っていくものと思われますが、先行きは不透明です。
さっさと利上げして来るべき経済停滞の準備のための利下げ余地を作る。
これがコロナの時もうまく機能した。中央銀行の鑑ですね。
市場では22年ぶり0.5%は織り込み済みで6月利上げ0.75%予想が一時50%となっていたなか、ブルームバーグが前日に「0.75%利上げ巡る質問への回答に注目」との記事を出していたように6月利上げの水準が市場争点でした。結局、パウエルFRB議長は0.75%利上げを積極的に検討しているものではないとコメント。それを受けて株価3指数は大幅反発、長期金利は下落、ドルも下落、恐怖指数VIXも大きく低下しています。本日以降は、今回の利上げがインフレ抑制に効果をもたらすかどうか、景気後退懸念が顕在化しないかという、より重要な争点に焦点が移ってきます。
FOMCは想定通りの0.5%の利上げ。次回に0.75%の利上げも噂れていたけど、パウエル議長はそれに関してはやんわりと否定。市場はそれを好感。ウクライナや中国ロックダウンの影響を見ながら柔軟に対応していくとの。出口が全くなくなって狂っているとしか思えないYCCを続ける日銀とは大きな違い… 黒田、安倍は日本経済をぶっ壊した主導者として歴史に名を残すだろうな…
「通常の倍となる0.5%の大幅利上げ」で、劇薬である資産規模の縮小まで決めながら、市場に驚きはなくむしろほっとさせてNYダウもナスダックもS&Pも上昇し、ドル円相場もさしたる影響なし。市場との対話は上手くいっているようですね。
我が国では黒田日銀総裁が「日銀の政策スタンスを推し量ろうとする動きがみられたため、そうした臆測を払拭」と主張して市場の推測すら許さぬ姿勢をとっています。万が一にも欧米並みのインフレが起きて国民の不安が強まって政策の修正が必要になったとき、米国のように市場に織り込ませるのは相当に難しそう。彼我のスタンスの違いがそうしたところでも鮮明になって来たように感じます。 (・・;
むしろ、市場で織り込まれていた次回∔0.75ベーシスの利上げ否定で金利低下、ドル安、株高となりました。
次の注目は週末の雇用統計と来週のCPIでしょう。
そういえばバフェットが「ジェイパウウェルは私のヒーローだ」と言っていた。
FOMCでの利上げ、そしてパウエル議長の記者会見を受けて、マーケットでは米金利小幅低下、株式爆騰の反応を見せた。0.5%の利上げは既に市場は100%の織り込みだったことでサプライズはなかった。量的引き締めは5月からではなく、6月1日よりスタートも、気持ちの問題ではあるものの、ややハト派的。更に記者会見で、パウエル議長が1回あたり0.75%の利上げには慎重だったことも、株式市場には強いサポートとなった。実際には、ここ最近の株価の下落幅が大きく、良い企業の株価がかなり売られていたので、サプライズのないFOMCを受けて買い戻しが入ったという感じ。
今回50bp、さらに、先行き2回も50bpずつの利上げを織り込ませておきながら、「75bpではないよ」ということで市場を安心させるテクニック、パウエル議長、見事だなと感じました。
就任時、Mr.Ordinary といわれたパウエル議長。
結局粛々とマーケットと対話してインフレファイターとしての任務をこなすことが、中央銀行の役割なわけで、あの揶揄もなんだったんだろうなと思ったり。

仕事ってものは粛々と静かにやるべきことをやればいいんだなと。

誉められて目立つ仕事でなくても、与えられた任務をこなすことが仕事ですからね!

プロフェッショナルとかって言葉が嫌いという私のかわゆい部下の呟きに、いいんだよ、嫌いで。ただ与えられたことをして、与えられた権利を行使しなさいと教育しています☺️