EU、ロシア正教会トップへの制裁検討
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キリル総主教は、プーチンのウクライナ侵攻を正当化するなど、政治色が強く、かなり問題は多い。しかし、ロシア正教はロシア人の7割が信じ、世界では1億人の信者がいるとも言われている。とりわけ、ソ連とロシアの最も大きな違いは、ソ連はマルクス・レーニン主義のもと宗教はアヘンとして、認められなかったのに対し、ロシアはロシア正教を精神的支柱とする国である。つまり、ロシア正教の否定は、ロシアの否定に繋がる。そのロシア正教のトップであるキリル総主教に制裁を課すとなると、いろいろと複雑化してしまう気がするほか、ロシア正教の守護者を自負するプーチン大統領の支持率を更に高めてしまうと思われる。