ロシア軍「著しく弱っている」 英国防省分析、経済制裁で支障

共同通信
【ロンドン共同】英国防省は3日、ロシア軍がウクライナ侵攻後に強い抵抗を受けるなどして「著しく弱ってい...
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英国防省の存在感が際立ってきています。
ジョンソン首相の「丸腰キーウ訪問」(しかもいつものボサボサ頭、ジャケットのボタンは止めず笑)を実現したのは、彼の性格というより実は英国国防省と諜報機関の圧倒的な力によるもの。多数の要員を送り込んで周辺を軍事的に実質制圧し、万が一の事態にしっかり備えていたから、まるでドラえもんのどこでもドアから出てきたように、ジョンソン氏がロンドンにいるときと同じカジュアルないでたちで(防弾チョッキも着ないで)自由にキーウを闊歩する、という演出ができたという事実を知る必要があります。
ロシア軍が著しく弱っているという評価や、西側の経済制裁で彼らの戦力回復に支障が出て今後の長期的な軍事展開能力に影響が及ぶ、という分析についての記載が曖昧だという読者のフラストレーションはわからないでもないが、それは記者の力量というよりそもそも国防省がその詳細を伝えていないから、だと考えるべきです。
私の知る限り日本政府ですら経済金融制裁の効果についてかなり詳細な分析をして、何がどこにどのくらい効いているか「被害想定の緻密なシミュレーション」をしています。ウクライナやロシアに人を送り込んでリアルタイムな情報を得ている英国ならもっと進んだ分析をしているはずで、彼らが手の内をみすみすロシアに明かすようなミスを彼らがするはずはありません。今は「お前らが何に困っているのかわかっているぞ」ということだけメディアを通じて伝えればよい、ということです。
英国国防省は、良い仕事をしています。彼らを将来敵に回さないよう、日本政府は要心すべきです。
経済制裁は戦費の調達を難しくすることを目的とする、という設定だと考えれば、制裁は効果を挙げていると言えよう。3月のオンラインサロンで小泉さんと議論したように、ロシアは下手な戦争をしているという見立てを英国防省もしているようだ。
そもそも、ロシアの軍事費は、アメリカよりずっと少ない。アメリカの軍事費は、世界全体の軍事費の4割近くを占めており、ロシアの11倍〜12倍だ。
国防省のインテリジェンス部門は制裁の効果を評価する部門ではないので、なんか変な記事だなあと思って原文を見てみたら、ちょっと違うニュアンスの分析。

ロシアの国防予算は2005年から2018年にかけて約2倍となり、空、陸、海のハイエンドな軍事力への投資が行われた。2008年からは、これが大規模な軍事近代化計画「ニュールック」を支えた。

しかし、物理的な装備の近代化によって、ロシアがウクライナを支配できるようになったわけではない。戦略的な計画と、作戦の遂行の両面で失敗し、軍事的な数の強さを決定的な優位性に結びつけることができなかった。

ウクライナへの侵略の結果、ロシアの軍事力は著しく低下している。この状況からの回復は、制裁によってさらに困難なものとなる。このことはロシアの通常兵力展開能力に長く続く影響を及ぼすだろう。

Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 03 May 2022
https://twitter.com/DefenceHQ/status/1521365925626359808
3. ロシア軍は2021年に製造が始まったばかりで40両しかない戦車T-90Mを戦場に投入してきた。これは、ロシアの兵器が不足してきている証拠の一つだと思われてる。

https://twitter.com/TankDiary/status/1521915491475935232?t=3sQ-ZKRsuyFJy1jU-laTmg&s=19

2. ロシア軍の現状はこちらのリーク情報からのほうが詳しい

対独戦勝記念日が試金石に いら立つプーチン氏、幹部粛清も?
https://newspicks.com/news/7020898

1. UK の Defense Intelligence が発表済みの情報だね。

それより遂にドイツが7台の自走榴弾砲を含む重兵器をウクライナへ提供し始めた事が大ニュース

https://twitter.com/oryxspioenkop/status/1521448265094516737?t=zekCTAVXBLJf8IUckS7-Zw&s=19