“朗希騒動”機に考える「ロボット審判」賛否 「ストライクゾーン安定」「機械のための規則改正は滑稽」
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体操の白井健三が突然不調になり、引退したのは体操の判定にAIを導入することが決まり、その移行のためにAIの判定基準で採点が始まったからだと聞きました。
養老孟司さんはAIが人間に似るのではなく、人間がAIに近づいていくのだ。カラオケがまさにそれ。と指摘されたが、こういった分野にまでおよぶ示唆に富んだ発言だったことに改めて驚かされます。
>>>人がプレーする野球において「ロボット」のための規則改正は滑稽ではないだろうか。
滑稽のように、皮肉のように感じるかもしれませんが、人類の歴史は全てこれです。100年後も200年後も人間が判定しそのたびに揉めているなどということは、単なる進歩の無さを曝け出す、謎の伝統芸能のようなスポーツに成り果てるということと同義だと思います。
むしろいち早く導入し、世界のスタンダードを先取りする、そんな気概を持ってほしいです。
注目のコメント
メジャーリーグでの研究だと機械による正確な分析と比べた分析で、審判が人種によって不利な判定をしていたことが明らかにされています。また、自分が試合を決める判定をしたくないという不作為バイアスの存在も知られています。一方で、そうすることが試合を劇的にして人気を高める効果もあるかもしれません。プロスポーツが純粋なスポーツなのかエンターテイメントなのか、という問題に帰着します。正確なデータを誰もが手にできる時代になってきたので、人為的に審判が作り上げて人気を上げる戦略は効果的でなくなってくるようにも思います。
世の中のデジタル化が進んで色んな職業が亡くなると言われます。この流れは止められないでしょう。技術革新とコストダウンが進めばアマチュア野球でもいずれ使えるようになります。
20年後には「昔って人間が審判してたんだよねー」みたいになるのは避けられない気がします。