「日本文学」女性作家が英語圏で躍進 背景に出版界の潮流変化
産経ニュース
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嬉しいニュースですね。海外で日本文学がどんどん広がり、「海外文学」もしくは「アジア文学」ではなく「日本文学」というジャンルができるといいなと思います。そして英語圏で日本語の翻訳者が増えているのも嬉しいこと。きっと翻訳者の感性も含め、英語でどう表現していくのかがとても大事だと思います。
注目のコメント
「今の良い流れを一過性のブームに終わらせないために、海外の翻訳者や編集者と固い信頼関係を築いて継続的に本を出せる環境を作ることが大切になる」と記事の中で早稲田の准教授がコメントしているが、違うのです。
いちばん大事なのは、リテラリー・エージェントの役割です。川上未映子も村上春樹も、みな同じ有力リテラリー・エージェントが見いだして、英米圏の版元に売っている。それはICMのビンキーこと、アマンダ・アーバン。
「継続的に本の売れる環境」は売れるか売れないかにのみかかわってくる。それだけ日本の作家の作品の質が高く普遍性があるということ。辛島デイヴィッド著『文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々』にこのあたりの動きはまとまっていますね。
一見、矛盾するのですが、ビジネスのグローバル化が進めば進むほど、文化の差異は際立ち、個人的な、個性的なもののよさが重要になってくると思います。