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それでも株式市場が冴えないのは、もちろんインフレ懸念に伴う更なるFEDのタカ派転換のリスクが付き纏っていることに加え、今回の決算では「救世主不在」だからだ。
前回の決算では、米金利上昇の暗いムードをまず変えたのが、アップルとGoogleの好決算だった。しかし、2月にメタ・ショックでメタが急落して米国株式市場は1日で過去最大の2,510億ドルが吹き飛んだ。このリスキーなムードを一掃したのが、アマゾンの好決算で、今度は米国株式市場で1日として過去最大の時価総額増加となった。つまり、アップルやアマゾンが救世主となったのだ。
今回の決算は、やはり米金利上昇の厳しいムードの中、ネットフリックス・ショックが発生した。同社の株価は今月50%弱も急落している。マイクロソフトや、メタの決算は多少の下支えにはなったものの救世主といったパワーはない。そこにAmazon・ショックが起こった。同社の株は決算後に14%の急落だ。アップルも決算自体は良いものの、先行きのサプライチェーンに不安があり冴えない。さらにイーロン・マスクがテスラ株を売却したりしている。
ネットフリックス・ショックとAmazon・ショックを払拭してくれる救世主が不在である。
全体の決算は強いのに、株式市場が軟調な展開はもう少し継続しそうだ。良い企業がかなり割安になっていることや、米穀投資家のアニマルスピリットが強いことから、いずれは反発するだろうが、まだこの重苦しいムードは続きそうだ。