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そして、「思い込みにとらわれない」ことは、とても大事。例えば、転職活動中に紹介された会社が一瞬全く興味がないと思っても、直に話を聞きにいくと、想定以上に面白い会社だと気づくことは、転職あるあるです。思い込みにとらわれ、好奇心がなければ、聞きにいくこともなかった。そう思うと、セレンディピティは、実は日々多く起きていることに気づき、ワクワクします。
さらに、職場で「安全安心な場」を創ること、大事ですね。より多くの意見が出るほど、偶然が必然になり面白いことへ繋がる。効果的なブレストがまさしくそうです。以前勤めていた外資系企業で、チームのブレストから生まれたアイデアが、本国で取り入れられ、ジャパン発信のアイデアから全世界での商品展開へと広がったことがあり、つくづく偶然起きた出来事をいかに繋ぐかの大切さを学びました。
どんなに些細なことでも、好奇心でワクワクに変えるパワーになります。好奇心を味方にすれば、物事の捉え方や相手の見え方が変わる。つまらなそうに見える世の中を虹色の景色にしてくれるパワーですね。
参考
https://shimizu-lab.jp/blog/4989.html
芥川賞を受賞した西村賢太さんの「苦役列車」を読まれただろうか? その巻末に、石原慎太郎さんが解説を書いている。この2人の組み合わせが意外だったのだが、もっと驚いたのはその中身である。
石原慎太郎さんが「いかなる善人も実は密かに悪行を夢見るし、いかなる富豪も自らの富の喪失を恐れぬことはあるまいし、完璧に近い充足の内に過ごしている人間でもその喪失や挫折を密かに危惧しているに違いない」と書いている。
幸福を手に入れれば入れるほど「それを喪失することの恐怖」が膨らむものではあるまいか。
なので、幸せもホドホドでいいんじゃないか? 西村賢太さんの小説が、それを教えてくれる。
たまたま隣になった人と雑談をする、道に落ちているお金を見つける、目的外のことに目を配る…等々が「運のいい人」の特徴だったそうです。
私もコンビニの店員さんやジムのサウナで隣になった人たちによく話しかけています。
残念ながら、それで運がよくなったという記憶はありません。
ただ、最寄り駅の近くでとある男性から笑顔で挨拶されました。
私が怪訝な顔をしていると、「いつも来てくれるセブンの店員ですよ」とのこと。
ほんの少しの間でしたが楽しい会話ができ、しばらく気持ちが温かくなりました(*^^*)
セレンディピティは、千差万別、人それぞれの出会い方・備えの妙があると思っいます。私は、「give and give」と「たとえ売り込みでも、テンプレではないコンタククトは無視しない」の2つをモットーにしています。過去に、売り込みをしてきた方が、逆に私の扱う商品を売り込んでくれた経験があり、「出会い方に制限をしてはいけない」と痛感したことが始まりです。
これからも一つ一つのご縁・出会いを大切にしていきたいなと思います。
思い返してみると、「どうして人生こうなった?」と弱冠22歳ですが感じることが多いです。もちろん後悔もありますが「これで良かった」と思うことの方がたくさんです。もしかしたら、たくさんセレンディピティの種を振りまいていたのかな、自分の周りにいる人がたくさん種をまいてくれていたのかな、と思うこともしばしばです。
セレンディピティは自分が気づくことができるか、そのような環境(プラットフォーム)に属することができているかが大事とのことですが、種もプラットフォームも一人ではまいても意味がありませんし、手に入れることができないと思います。まずは自分の周りにいる人に精一杯の感謝をして生きていきたいな、と思いました。
セレンディプとは今のスリランカのことで、イギリスのウォルポール首相の息子の作家ウォルポールによる造語です。
最近感じていることは2つ。
①人間関係も定期的に見直すこと
②毎日のスケジュールをマンネリにしない
どちらもセレンディピティ感度を高めに維持する為に必要だと思います。