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かなり前に静岡・名古屋合併というイメージトレーニングを行ったことがありますが、静銀の経営陣の「西より東」という考え方に触れ、可能性は低かろうと考えてきました。
本件も統合含みとは考えにくいというのが、現状の見立てです。
2021/3月期の地銀の売上高トップ3は全て再編、統合されています。①コンコルディア・フィナンシャルグループ2,917億円②ふくおかフィナンシャルグループ2,747億円③めぶきフィナンシャルグループ2,747億円

横浜銀行+東日本銀行→コンコルディア・フィナンシャルグループ
福岡銀行+親和銀行+熊本銀行+十八銀行→ふくおかフィナンシャルグループ
足利銀行+常陽銀行→めぶきフィナンシャルグループ

静岡銀行は上記に続き5番目に売上高が大きい(4番目は千葉銀行)、そして名古屋銀行は愛知で1番。今回は経営統合ではなく、包括業務提携で両行の経営資源、ノウハウの共有が目的だそう。

両行が注力・強化したい分野をみると、静岡銀行はリース・ローン業務の拡大とFinTech企業との協業・スタートアップ投資・海外事業、名古屋銀行はローン・スタートアップ投資・事業承継・M&A、人材紹介・海外現地法人への融資などが挙げられる。売上・事業規模は静岡銀行の方が大きいものの、事業承継・M&Aや海外現地法人への融資、地方経済活性化では名古屋銀行の実績が出始めていることが目につくのでそのあたりで連携してさらに両行が拡大していけるのかもしれない。金融機関の協業や連携はすごく難しいので、今後の動向に注目したい。

参考:
SPEEDA 地方銀行業界ページ
https://www.ub-speeda.com/industry/industryinformation/iid/UBI200100110/region/AsiaOceania/country/JPN/language/Japanese?8
静岡銀行 2021/Q3 決算・中計の進捗
https://www.shizuokabank.co.jp/pdf.php/5015/202202_3Q.pdf
名古屋銀行 Informartion Meeting資料
https://www.meigin.com/ir/disclosure/files/ir_2021-06-04_all.pdf
金融庁の後押しで地方銀行の合併話や提携話がたくさん出ており、本件もそのひとつでしょう。

ただ、出身銀行意識をいつまでも持ち続け、群れをつくるのが銀行員の性(さが)です。

このような銀行員気質を払拭しないと、マイナスのシナジーが生まれてしまいます。
愛知銀行と中京銀行が合併するため名古屋銀行の動向が注目されていました。
静岡銀行とタッグを組むとは。午後発表があるそうです。
【愛知銀と中京銀が22年経営統合で基本合意】
https://newspicks.com/news/6444414

ちなみに愛知はメガバンクの存在感が大きいですが、静岡は静岡銀行のシェアが高いです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62905480R20C20A8L61000/
ちなみに愛知県本店の所謂「第一地銀」は無く、名古屋銀行は第二地銀(旧相互銀行)です。東海銀行(現三菱UFJ)が地銀的な役割も担っていたということでしょう。
非常に興味深い提携ですね!
愛知県に本店を置く第二地方銀行。十六銀行と百五銀行による三行提携。中国江蘇省に支店を持つ。
時価総額
1,136 億円

業績

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