配送ごみを出さない 米英で注目「Boox」の100%リユースできるパッケージ
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大賛成の仕組みです。日本は過剰包装大国です。
4月から新プラ法が施行となりましたが、こうした段ボールや厚紙系のパッケージの処理に本当に困っています。
素材にかかわらず企業責任を果たす事業を義務付けて欲しいと思います。
注目のコメント
日本の段ボールの回収・再資源化率は高く、比較的資源循環が成功している素材といえます。とはいえ、ECの普及で段ボールが多く嵩張ることを不便に思ったり、使い捨てであることを無駄に感じる方は多いと思います。
布製バッグは衣服などの送付に親和性が高く、こういった世界の取り組みにヒントを得て、梱包の改善を考えていきたいです。
梱包材を捨てない取り組みは日本でも見かけられるようになってきています。
例えば、メルカリエコパックというメルカリでリユースして使える包装材や、循環型ショッピングプラットフォームLoopのECサイト利用における、宅配者が梱包なしで商品容器を提供・回収する取り組みなどです。
本記事のBooxも含めて、段ボールの代替梱包にはプラスチックが使われていることが多いためプラスチック問題への配慮が必要ですし、リユースに必要な回収・洗浄などの消費エネルギーやコストなどもきちんと評価する必要はありますが、一般的には取り組みが普及すればするほど利便性や効率が高くなります。
自治体や事業者間での協力などによって、生活者を巻き込んだ新しい梱包スタイルを一気に世の中に浸透させるよう取り組むのがよいと思っています。ただリユースできるだけでなく、箱がオシャレで、荷物を受け取るユーザー体験が高まる点が良いですね!
創業者のMatt Semmelhackは、前職でフードデリバリーサービス「Thistle」の
Director of Delivery Experienceを務めており、その際に、使い捨てパッケージを嫌がって離脱するユーザーが増えていたことから、この事業を始めたみたいです。
https://www.msivfund.com/news/founder-interview-matt-semmelhack-sonoma-startup商品、商品パッケージまで循環の設計の意識が進んだ先は、ここまでやりたいところ。成功する循環型をみると、オシャレである、「ゴミ」の概念をずらすことに成功していることが鍵だと思います。
特に、以前行った消費者調査の通販に対するストレスで高いレベルで出ていたのは段ボールの扱いでした。日本でやるのであれば配送業者の戻り便を活用して消費者に段ボール対応ストレスを減らすようにできると良いですね。