【深刻】欧州の再エネテックに「カネ」が集まらない理由
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直感的に言うと民間の投資家を責めるよりは政府の問題ではないのかと思ってしまいます。ドイツは原発を廃止したのであれば(でも実際はフランスの原発から生まれた電気を買っている)当然こうしたプロジェクトにも投資をしないといけないはず。その辺りの情報も追加していただけるとよかった。
ちなみに、資金面のテコ入れさえあれば問題解決は可能だと指摘する「専門家」って誰なんでしょう。今日の別の記事を見ても「専門家」と言われる人たちの言動には注意が必要だと思いました(とびますが『坂の上の雲』にも、専門家の意見を聞いて失敗した乃木希典の話が出てきます)。うーん、どうだろう?記事に「再エネへの投資は暗号通貨の1/3」とあるが、あくまでスタートアップの投資額。再エネ自体はメインストリームになってきているから、総投資額ではもっと大きいし、資本プレイの世界になっている現実もあると思う。
欧州については、規制でリードしている側面もあれば、理想論を掲げすぎて、産業の現実を見ていないのではないかと思う。
下記①のルールメイキングの記事でもコメントしたが、②の金融交渉についての氷見野前金融庁長官のバーゼル交渉の事例ではないが、理想論で当局者が議論していたら、民間大反対だったというもの。
最近のVWの高級車に専念するのではないかという報道(③)や、DaimlerのCTOが内燃車と協創できる電池の価格とされる50ドル/kWhになるのは当分先という発言(④)などは、同じような状況を感じさせる。
政府・当局がこういう大方針を掲げているし、その方向には強い追い風が吹いている。一方で現実がその描いているペースになるかというとそうではない。ITバブルでバブった、その後低迷して、一方で2010年代後半にそのピークを越えた。こういうタイプの、大きい流れはあり、その流れは不変で適応は求められる一方で、期待が先行ししすぎている変化でもあると思っている。
①https://newspicks.com/news/6636048
②https://newspicks.com/news/6635444
③https://newspicks.com/news/6912533
④https://newspicks.com/news/6915472なぜこのようなタイトルになったのだろう。記事本文自体も後半はそれほどネガティブな論調でもない。実際はかなりお金が集まっています。バブル真っ最中でお金の香りブンプンなWeb3と比べて真逆に金が収益逓増期間が長い故しばらく儲からないこの分野にその1/3が集まってるのは逆にスゴイと評価すべきだろう。