【実録】気候変動に挑戦する「ある植物科学者」の夢
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土壌活性、土壌改良を謳った資材は眉唾なもの含めて多種多様にあります。
実際それが効果あるかどうかは毎年諸条件が変わるなかでなかなか実感しにくいというのが正直なところです。
そこで重要なのがこうした研究はもちろんのこと、研究成果を栽培指導員などが客観的に評価して現場への普及に努められるかどうか。
スキーボンは1000㎡あたり1リットルを希釈して散布ということですが、売価を見ると1リットル6000円ぐらいします。
これを月2、3回と書いてありますが
これは通常の露地栽培で考えると安くない資材費になりますので、よほど効果を実感できないと手を出しにくい価格です。
「いわゆる食用のお酢でも同様の効果が得られるのだろうか?」みたいなことが生産者としては正直気になるところです。
注目のコメント
植物の耐高熱・耐乾燥の力を引き出す「スキーポン」を販売するアクプランタの金代表に取材しました。
エピジェネティクスという新しい学問を農業に取り入れて世界的発見をした金代表。あまりに突飛な発見に、当初は科学者たちにめちゃくちゃ叩かれたとのことです。新しいものへの向かい風はここでも。
それでも自分と研究結果を信じて粛々とやり抜く姿勢と、新しいものを取り入れていく気概をスタートアップCEOになっても継続されています。科学者として30年のキャリアを持つ金代表の「科学者冥利」は100年先を見ていて、科学者って偉大だなと改めて感じました。素晴らしい研究ですね👏
このまま気候変動が進むと日本では大雨、豪雨の頻度が増えますが、世界では乾燥化が進んで作物がとれなくなる恐れがあります。今後世界的にはさらに人口が増える時代ですので、食料の奪い合いも懸念されます。
不要な規制は廃止しながら、地道な研究、前進を期待したいです。カリフォルニアやテキサスでも毎年干ばつ問題が騒がれる中(スプリンクラーの制限が出るのですが、お金持ちは罰金よりも芝生ふさふさのほうが大事だったりする)アメリカでも絶対売れると思います。
それにしても、せっかくのアイデアを潰しにかかってしまう専門家のプライドというか縄張り意識の怖さに、自分も気をつけようと思わされました。