知床 観光船遭難事故 新たに子ども1人死亡確認 死者は計11人に
コメント
選択しているユーザー
現在介護中の両親が20年ほど前に、観光でお世話になったとのこと。
コロナ禍で、観光業は虫の息、想像を絶する苦しみの中での、再開という光だったに違いありません。心が痛みます。
苦しい時こそ、グッと我慢をして、思慮深くことを成すことが大事だと、しみじみ考えさせられました。
こうした失敗を我々も教訓としないといけないですね。
救助されている方々の安全をお祈りし、そして被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
注目のコメント
昨夜遅くに海上で発見されたようです。ライフジャケットは途中で脱げたかどうかわかりませんが、発見時は身に付けていなかったということです。
発見された海上の位置は、知床岬の東側で、遊覧船がいた場所から岬を挟んで反対まで流された形です。さらに東側は北方領土・国後島になります。
依然として船体は見つかっていません。岩の浅瀬が広がる知床岬付近ですが、少し離れると深いようです。水深100m以上深いと通常の潜水士の作業が難しくなります。水圧への対応が必要で、飽和潜水という特殊な技術が必要になると思われます。
潮の流れがはやい場所で、さらに捜索が広範囲におよぶ可能性があります。ロシア側との救難協定はあるようですが、まだ本格的な交渉は行われていないようです。このような重大事故の背後にはそれを誘発するハザードが必ずあります。今回のケースでは、船体の整備状況や気象条件、運行者の経験・判断・スキルでしょう。
報道では運航会社の事業運営、危機管理が杜撰だったという証言もあるようなので、「ハインリッヒの法則」も当てはまるでしょう。
これまで事故がなかったことの方がたまたまだったということなのかもしれません。諦めずに捜索されている皆様には頭が下がります。一人でも生存者がいると良いのですが。。
今朝の日経新聞に当時の波の高さがグラフで記載されているのですが、12時までは50cm未満で、その後1時間くらいで3mに達し、このタイミングで最初の通報があったようです。
もう少し気象予報を深刻に捉えていたらと、悔やまれます。