新たに1人発見 これまでに計10人救助 行方不明の「観光船」懸命の捜索続く…多くが知床岬先端で発見
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付近の宇登呂アメダスではけさ最低気温1.3℃を観測しています。皆さんが一層心配になる寒さです。
23日、事故当時は、寒冷前線が通過するタイミングで、航行中に風向きや天候が大きく変わった可能性が高いと思います。付近のアメダス(宇登呂)では、23日の朝は南寄りの風、14℃程度を観測していました。しかし10時頃から北成分が入り始め気温は5℃前後まで急降下、現場の海の状況が急変した可能性があると思います。当時は強風・波浪注意報が出ていました。
とにかく他の方々が無事に助かりますように…。
【10時20分追記】続報記事が出ています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6424683
4名の方は、発見時意識不明だったとのこと。現場の気温が低いので、心配な状況です。救命胴衣(ライフジャケット)への発信器(GNSS機能付き)取り付けを促進するか義務化すべき.
【追記】
携帯用位置指示無線標識(PLB, Personal Locator Beacon)というものか.ほぼ1つの製品しかないよう.無線局免許,総務省の問題か.
2014年に総務省「救命用携帯無線機の技術的条件」をまとめる.
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban15_02000086.html
ここから進んでいなそう.使用者による無線局免許が必要.緩和しないと.
最近の技術を考えれば,衛星コンステレーションを利用することもあり得るし,衛星を介さなくても低消費電力無線でも良さそう.
【追記】
専用の発信器でなくとも,携帯(スマホ)電波を捉えれば良い.
https://www.asahi.com/articles/ASN2L66J3N2DUOHB01M.html
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/22/news125.html
https://www.soumu.go.jp/main_content/000501961.pdf3人は、いずれも知床岬先端の岩場や波打ち際で発見されたとのことです。救助して斜里町内にヘリコプターで搬送されましたが、意識がないということです。船体はまだ見つかっていません。通報時、30度傾いているとのことでしたので浸水がはやく、完全に沈没しているとみられます。海上保安庁は、現場捜索に潜水士も同行させています。