国連事務総長 プーチン大統領やゼレンスキー大統領と会談へ
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国連というのは何かというと、基本的には貸し会議室です。
ニューヨークに会議場があり、各国政府の代表が会議をします。
国連事務総長というのは、つまり、その会議のための会議室管理人です。会議の議長ですらありません。企業でいえば、取締役会のために配布資料やお茶や弁当の手配をする総務課長あたりです。
国連そのものには財源も無く、何か事業を行う力があるわけではありません。もちろん、軍事力もありません。事業内容を決めるのも、資金を出すのも、会議に参加する世界各国の代表です。
したがって、国連事務総長がプーチン大統領主催の晩さん会に出ても、出席者の1人として社交的な会話をして終わりでしょう。
戦局は、ウクライナ東部、特にドネツク州北部で動いています。ドネツク州とその周辺、関東地方くらいの範囲をめぐって、両軍は砲撃戦を続けています。ジリジリとではありますが、ロシア軍が毎日押し込んできていて、あちこちの街で、市街戦になっています。
関東地方北西部は前橋市にロシア軍が迫りつつあり、北東部は宇都宮市が、東部の佐倉市や南部の小田原市でも市街戦になっている、くらいのスケールでしょうか。
マリウポリ市にいたロシア軍の一部も北上しつつあり、これは横須賀市をほぼ制圧後に横浜市方面に向かっている、くらいの状況でしょうか。
この多方面に対応するのは、ウクライナ軍にとって非常に困難なことで、ロシア軍は北西部あたりに追加の兵力を送ることで、ウクライナ軍の防衛体制を崩そうとするでしょう。これまで、プーチンは、国連首脳部からの電話を受けることさえ拒否していた。グテーレス氏が、ロシアによるウクライナ侵攻は国連憲章に違反していると非難したからだ。そう考えると、ひょとしたら何らかの動きがあるかもしれない。ただ、そもそもアメリカは国連を軽視しており、2003年に勝手にイラクに侵攻した際も、国連安全保障理事会公開協議において多くの国から国際法違反の侵略だと非難されていた。