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コロナに感染した後、数週間~数ヶ月の単位で、様々な症状が続く、いわゆる「コロナ後遺症」について解説しました。

コロナ後遺症に至るメカニズムは十分に解明されてはいませんが、これまでの研究結果の蓄積で、以下のような機序が考えられています。

① 身体が依然として新型コロナウイルスの残留物と闘っている可能性。
② 新型コロナウイルスが、慢性的かつ有害な自己免疫反応を引き起こす可能性
③ 新型コロナウイルスへの感染をきっかけに、普段は休眠状態にある別のウイルスが再活性化され、慢性的な炎症が引き起こされる可能性。

コロナに感染した後に、何か新しい症状が出てきたら、コロナ後遺症だと自分で決めつけずに、まずはかかりつけ医を受診して詳しく調べてもらうようにした方にしてください。例えば、私が診た患者さんの中には、コロナに感染した後に胸の痛みを自覚するようになって、病院に運ばれてくると実は心筋梗塞だったとか、めまいがしてコロナ後遺症だと思っていたら実は脳梗塞だったとかいう方もいました。コロナ以外に症状の原因が他にあるかもしれないので、まずはそういった原因がないか調べるというステップが重要です。

また、コロナ後遺症の症状のうちのほとんどは数週間から数ヶ月たって少しずつ良くなっていきます。コロナ後遺症で悩んでいる方は「いつまでこれが続くのだろう」という不安な気持ちになると思いますが、あまり焦らず、症状と付き合いながら日常生活を送っていくのが良いでしょう。
この連載について
プロピッカーが人気番組『STEP ONE』に出演し、気になるニュースやトピックスを専門的な視点で読み解きます。毎週木曜10:10〜OA中。