34Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
生鮮食品とエネルギー除けば前年比▲0.7%ですから、いかにコストプッシュインフレかがわかります。
「3月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年同月比0.8%」とのことですが、次の通り月を追ってインフレが加速しています。()内は前政権が政治的に下げた携帯代の影響を除く数値で、3月はインフレ目標の2%をかなり超えました。
1月 0.2% (1.7%)
2月 0.6% (2.0%)
3月 0.8% (2.2%)
ちなみに、生鮮食品とエネルギーを除く数値は以下の通りです。
1月 △1.0% (0.5%)
2月 △0.9% (0.6%)
3月 △0.6% (0.8%)
携帯代の値下げという特殊な要因を除けば、ここでも物価が上がり続けている様子が見て取れます。
インフレは一時的と主張してFEDの対応が遅れた米国で足元のインフレ率は8.5%に達していますが、一昨年の1月から3月は2.5%→2.3%→1.5%、昨年の1月から3月は1.4%→1.7%→2.6%といった動きでした。ところが昨年4月に4.2%に駆け上がり、その後は鰻登りで8.5%に至っています。
企業の生産コストは日本も米国並みに上がっていますから、インフレ心理に本格的に火が付けば、米国並みとは言わないまでも庶民にとって辛いことになりかねません。政府は財政支出を増やすことで、日銀は金利を抑えるためモノとサービスの裏付けのないカネを世の中に無制限に流すことで、共に円安とインフレを加速する方向に舵を取り続けています。さてこの先どうなるか・・・ 生活が厳しくなるだろうことは、多少なりとも覚悟しておいた方が良さそうに感じます。 (・・;
海外同様、現下のような局面では特に、(季節調整の精度という課題はあるものの、)前月比の動きも見ていくことが大事になっていると感じます。
総務省が22日発表した3月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年同月比0.8%上昇となり、前月(同0.6%上昇)から伸び率は拡大しています。

リリースは下記
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei08_01000227.html