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【入門】最新の貿易データでみる、新しい日本のカタチ

NewsPicks編集部
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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    そもそも日本の場合は、2012年まで異常な円高を長期化させてしまったことから、生産拠点が極端に海外に移転し、輸入品の依存度が異様に上がることで所得が海外に流出して国内所得が増えにくくなってしまいました。
    このため、今回のように輸入物価が上昇すると大騒ぎになるわけですから、金融政策で無理やり円安を修正するというよりも、この円安を利用して行き過ぎた輸入依存を是正すべく、原発再稼働も含めて戦略物資の国内回帰や食料自給率を上げる政策をすべきでしょう。


  • NewsPicks CXO

    「経常黒字なら日本は大丈夫」という言説を聞きますが、なぜなのでしょう?というわけで取材をしていくと、中身について解像度高く理解をしている人が意外と少ないということが分かりました。

    しかし1つ1つ丁寧に紐解いていくと、日本が今、世界各国とどんな取引をしているのかがどんどん見えてきて、実に面白い!エネルギーやワクチンの輸入だけではありません。Googleはこれ、AWSはこれ、Spotifyはこれ、対シンガポールの巨大赤字ってなんだ?等々。あるい円安なのになんで日本で生産が増えて輸出で潤わないんだっけ?というのもよーく見えてきます。

    そして、本記事をお読みいただければ分かる通り、今の経常黒字は10年前の経常黒字とは中身がすっかり様変わりしており、円を買い支えるフローという意味では「砂上の楼閣」です。

    貿易や金融の収支を通じて、世界経済といかにつながっているかがわかる。そんな新しい日本のデータカタログをお届けします。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    こちらの「輸出入額及び差引額の推移(1950~2020年)」を見るとわかりますが、近代の日本は、貿易収支が赤字であった年の方が多いといえます。
    https://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/time_latest.htm
     貿易収支が大幅な黒字になったのは、1985年から2010年くらいの25年間くらいの間です。
     サービス収支(旅行、輸送、特許権使用料など)と経常移転収支は、ほとんどの年で赤字です。日本は、対外投資額の方が対内投資額よりもずっと大きい国です。
     サービス収支と経常移転収支が赤字でも、貿易収支の黒字が大きいがゆえに、国際収支全体としては黒字になった1985~2010年という時期がありました。この時期が円高の期間でした。
     円高の期間は、日本社会は自由貿易の恩恵を受けてきました。
     円安になると輸出が増えて、不景気を脱する、というのは、1930年代前半の昭和恐慌や、1998年から2006年ごろに見られたパターンでした(1998年だと、1ドル144円まで円安になっていました)。
     円安 → 輸出増 → 景気回復、のパターンが今回も通用するかどうかでしょう。このパターンは、製造業の国内回帰、というのが必要になるでしょう。貿易収支も改善できないのであれば、円安は損失になります。
     他のパターン、日本が割安になった、と見られて対内投資が増える、といったことがあるかどうか。日本の不動産を購入する中国人などは増えるでしょうが、中国の製造業などが日本に拠点を移すといった直接投資は、あまり期待できないように思います。


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