ロシア、新型ICBM実験の成功発表 敵対者を「再考させる」
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ロシアが実戦配備している戦略核弾頭の大体三分の一くらいはRS-20Vヴォエヴォダ(西側名はSS-18サタン)という大型ICBMに搭載されているのですが、これはソ連末期に開発されたものでいい加減耐用寿命が尽きつつあります。
そこでヴォエヴォダの後継として開発されてきたのが今回発射に成功したRS-28サルマートでした。ヴォエヴォダよりも多数の弾頭を搭載でき、ミサイル防衛システム突破能力も優れるとされています。
ただ、発射実験は遅れに遅れており、どうも外国製コンポーネントの入手が困難になったことと関係があるのではとも言われていました。
今回の発射実験成功はそのあたりの事情の克服を意味するのか、それともまだ時間が掛かるのか。この辺が鍵になってくると思います。
後者ならヴォエヴォダの退役までにサルマートの配備開始が間に合わない可能性もあり、こうなるとロシアの戦略核戦力は一時的に縮小せざるを得ないかもしれません。ロシアから弾道を描いて大陸を越えて飛んで行くミサイルが誘導装置を利用しどこを狙っているかといえば、米国の首都、ワシントンとニューヨーク。その新型ミサイルの実験に成功したと発表するということは、プーチン大統領が「米国のウクライナ軍事支援が続くとニューヨーク・ワシントンは火の海になる」とのメッセージを込めていることを意味する。「第三次世界大戦を回避するためにウクライナに軍事介入することは中止しろ」とロシアは発信したいのだろう。
名実ともに大きな北朝鮮に成長しています。
しかし、そもそも何のためにロシアは軍備拡張してるにだろう。
先に手を出されない限り、ロシアに侵攻して来る国ってほぼない気がするけど。
NATOより国境を接する核保有国中国の方がよっぽど可能性高い気がする。