【新】才能は不要。誰でも創造性が身につく「3つのステップ」
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「学ぶ」は「まねぶ」に由来しているとはよく言われますが、『模倣と創造』を読むと、創造における「真似る」ことの重要性と、真似から創るまでのプロセスが丁寧に言語化されており、「なるほど、そういうことか」と納得感を持って理解できました。あとは実感。自分も実践してみます。
ものづくりにコンプレックスを持っている人、また右脳より左脳でものごとを理解するのが得意な人ほど、どんどん殻を破るきっかけになると思います。
今日の前編では、模倣・想像・創造の3部構成からなる同書から部分的に抽出して内容を紹介。明日の後編となるインタビューでは、佐宗さんご自身に語っていただいた、クリエイティブには「前提」があるというお話をお届けします。
注目のコメント
「真似ることから始める」に、とても共感します。「創造性」とは、単にデザインやクリエイターの仕事に限らず、どんな仕事にも当てはまることなので、まわりで自分にとってすごいなと思える人の行動や仕事ぶりのひとかけらでも、真似てみると、いずれは自分のスキルとして身につくものです。
そして、真似ることで、自分らしい味付けをしていけることも、醍醐味でありワクワクする点ですよね。日頃の生活で例えると、お料理。初めて作る料理は、レシピを見ながら忠実にやるものの、何回も作っていくうちに、自分流の好みの調味料や好きな材料を加えていくことで、よりしっくりくる味に仕上がっていく。まさしく、真似ることから始めたが、創造性を膨らませて、自分のものにする。
真似ることは、特に行動特性のスキルアップに活用できますね。同僚、部下、上司といった自分を取り巻く360度にいる人たちの素晴らしい、見習いたいと思う行動を真似てみると、自身の成長へ繋がりますし、良いとこづくしを吸収できる。
真似ることは、コストフリーでいつでも学べる最強OJTであり、成長のレシピですね。『模倣と創造〜13歳からのクリエイティブの教科書』、著者の佐宗邦威です。
創造力を引き出す講義を多摩美を初め、様々な場所でやっていく中で、創造をゼロから学んでいく過程について、ぜひお伝えしたいことを模倣ー想像ー創造というフェーズに分けてご紹介させていただきました。13歳から、というタイトルになっていますが、大人にとっても学びになる内容だと思いますので、ぜひ読んでいただき、そのあとお子さんにプレゼントしてあげてください!私自身、編集者として仕事をする中で、天才肌の人を数多く見てきて「自分には、そんなセンスがない」「だからとにかく経験を積んで、型を身につけていくしかないんだ」と決めつけてしまっていたところがありました。
ところが、今回ご登場いただく佐宗さんによれば、脳の中でまだ使っていない創造性の筋肉がある、と言います。
著書に書いてある通りに改めて周りの風景を見渡してみると、確かに日常では働かせていないセンサーが、まだまだ眠っているように感じられました。
大人も子どももワクワクできる後編のインタビューも、ぜひお楽しみに!