JPモルガンが「グーグル風」新社屋発表 環境に配慮、ヨガ部屋も用意
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金融業界で働いていた身としては、まずはとにかく驚きです!!
ヨガ部屋ですか・・・電話を取ればサポートしている社内のトレーダーから怒鳴り声でFワード付きのクレームを受けたりしていたので、もしも私がはたらいていた時代(私は別の外資金融でしたが) にヨガ部屋があったら、かなり頻繁にその部屋に通っていたと思います。
今までのようにオフィス勤務が前提になっていたはたらき方の時は、オフィスが素晴らしい環境かどうかが会社の大きな魅了ポイントになっていた側面はありますが、これからはまずは「オフィス勤務」なのか「在宅勤務」なのかという基準で、まずはそもそもの会社の魅力が決まるのかと。
その上で、在宅勤務でない場合は、オフィス環境がどれだけ素敵なのかどうかという基準で見られるのかと思います。
そのためJPモルガンのようにオフィス勤務前提という時点で、ある一定数の在宅勤務を希望する人からはすでに勤務先としては選択肢で入ってこなくなるので、残りのオフィスを希望する人のパイを取りに行っているというイメージです。先月のNew York Real Estate Newsによれば、ウェルズ・ファーゴは昨年、NYCにあるオフィススペースを大幅に削減し、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、MSCIなども全米の拠点を縮小しているそうです。
マンハッタンの最新の市場レポートによると、オフィスの空室率はこの2月に過去最高となり、空室率は17.4%を記録したとのこと。
そうした中でのJPモルガンの新社屋は、流れに逆らっているようにも見えますが、ウォールストリートやロウアーマンハッタンにある既存のオフィスをサブリースすることで、ある程度ヘッジしようとしているようです。270 Park aveは私も以前働いてましたか、これだったんですね、Jamie がオフィス復帰にこだわっていたのは。
それにしても、こんな大きなビルを埋めるほどの従業員をここに集める必要は本当にあるんでしょうか?トレーディングフロアとかは確かに対面の方が良いかもしれませんが、それだって最近は電子取引に置き換わってきています。