【仕組み解説】NOT A HOTELの本質は「新しいサブリース」
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注目のコメント
NOT A HOTEL代表の濱渦です。
僕たちが経済的にやりたい事のひとつは「旅の資産化」です。
30日の利用権ではなく、不動産を保有する事になります。
つまり、数年利用した後に売却や、保有中に減価償却も可能な資産であることです。4%の利回りでも二次流通価格の下支えにはなります。
最初は宮崎、那須からはじまるNOT A HOTEL ですが、今後軽井沢、福岡、沖縄、まだ未発表のエリアも続々できていきます^^コンセプトとしてはおもしろいが、ビジネスとして回していく上でちょっと気になる点があります。
それはこのビジネスが「サブリース」という形式の上に組まれている点。サブリースは、過去に様々なトラブルがあった分野で、それゆえに悪者扱いされて通常の賃貸借契約と比べても規制でがんじがらめになっている分野。
ユーザーとしては、エアビーのようにスマホで利用契約出来ないと不便ですが、いわゆるユーザーに近い「転貸」部分でサブリース契約の電子化は出来る様になっているのか?
その点はクリアしているのだろうか?これはソフトバンク傘下のOYOがチャレンジしようとして、コロナ禍の事業縮小で置き去りになったポイントで、それができていないと、記事のトップにあるようにタブレットを便利に使うビジネスモデルになりません。自宅とホテルを切り替えることができ、プラットフォーム上で物件の売買や利用権の交換もできるという仕組みを構築している「NOT A HOTEL」を取材しました。
WEBサイトを見ると、数千万や数億円もする物件イメージの横に、「今すぐ購入」なるボタンがあります。まるでちょっとアマゾンで衝動買いするようなUI。聞くとビジネスモデルもユニークです。創業者で、元ZOZOテクノロジーズ取締役の濱渦伸次氏に、その構造と、起業の理由を伺いました。