三菱商事とENEOS、再生航空燃料を量産へ 国内で供給網
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以前に調べたことがあるのですが、日本では回収しやすいレストラン等の廃油は4分の3ぐらいは既に飼料、工業用途、ボイラー燃料等に使われているようです。(2006年)
https://www.env.go.jp/air/report/h22-01/4.pdf
残りの4分の1を回収して使う話であればエコなのだと思いますが、他で使われていた廃油を航空燃料にしただけでは全体としてエコではないはず。
記事には「世界で航空の脱炭素規制が強まりSAFの争奪戦が起きる中、輸入でまかなうのは限界がある」とあります。
例えばイギリスでは国内で消費される食用油の何倍もの廃油を中国やマレーシアから輸入しているそうです。それではサステイナブルではないばかりか、むしろ中国やマレーシアで別の用途に利用したほうがエコですね。
https://www.transportenvironment.org/press/uk’s-imports-dubious-‘used’-cooking-oil-set-rise-fuelling-deforestation
少し調べただけなので詳しい方のご意見を聞きたいところです。カーボンニュートラルな燃料によって既存の内燃機関を活かすことも、CO2削減のためには必要不可欠に思います。
航空機とは関係ありませんが、自動車メーカーのマツダがバイオディーゼル(ユーグレナ)を使用することで、内燃機関をカーボンニュートラルな装置に変えようと努力しています。
ユーグレナ社が2025年にプラントを建設して、リッター100円でバイオディーゼルを販売する計画をしています。
カーボンニュートラルな燃料を既存のディーゼルエンジンで使用することができれば、EV一辺倒な自動車産業のパラダイムシフトが起きると思います。
ユーザー側にも大きなメリットがありますし、何より日本のメーカーとして、頑張ってもらいたいです。
https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17519156三菱商事とENEOSホールディングスは航空機のCO2排出を大幅に減らす再生航空燃料(SAF)を量産する方針を固めたとのこと。
「生産量は未定だが、年数十万トン規模になるとみられ、政府が目標とする「30年に130万キロリットル」の主軸となる可能性がある。SAFは国内の空港に発着する航空会社に供給する。新会社を設立するかなど、提携の具体策は今後詰める。」