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ハードの不具合が起きるかもしれないという感覚値だけで教育のDX化を未だに阻害しようとする人がここまで大勢いるとは。私が20年前にアメリカにいた時の話ですが日本では分度器を活用して作表していた図計算を既に機械でやっていました。小学生もC +のプログラミング言語書いていました。20年で差がつきましたね。
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大学院の講義で推薦している海外の教科書があります。
当然書籍として売っていて1万円くらい。けど、PDF版は著者のHPで無料公開されています。紙で欲しい人は買ってね、ということ。今どきらしいビジネスモデルだなと思ってます。

もちろん、著者が1人の場合と多くの人が関わる日本の教科書では事情が異なるでしょうけれども。

Computer Vision: Algorithms and Applications
https://szeliski.org/Book/
教科書は単なる本というよりもノートブックに近いので、書き込み(いたずら書きも含む、というよりそれが重要)ができることが肝要。それがデジタルで実現されているかどうかが一番気になります。

また、(すくなくとも)義務教育の教科書はネット上に内容を公開すべきだと思っています。子どもたちがどういう教科書で教育を受けているのかを知っておくことは重要ですし、「学び直し」の機会促進にも繋がります。
デジタル化、大賛成です。故障や不具合を心配するのは、電車が止まるかも知れないから、徒歩で通勤しますと言っているのに等しい。紙の教科書と比べたデメリットは、ノートに書き込ませるなど、教え方で対応できます。なによりも、教科書を詰め込んだやばいくらい重いランドセルから解放されるのが大きい。
紙とデジタルに接した時では脳の働きが異なるので、学習効果も異なることが数々の研究で指摘されてます。
また、デジタルでの学習は疲労感が強く、長期記憶には、人間の身体性により親和的な紙が適していることを示唆した研究などもあります(尾鍋 2011)✳︎。

短期記憶、瞬発性が重視される分野はデジタルをどんどん取り入れ、熟考や長期記憶を重視すべきところは紙を残すべきでは、、
と思いつつ、

赤ちゃんの頃からスマホに慣れ親しんだデジタル脳世代では、懸念するような差は無くなってくるのかもしれませんね。
(問題は教える側がそういう脳の構造をしてないこと)

ちなみにわたしは、ふつうの本は電子書籍で読めますが、学術書や学術論文は紙でないと読めません。

✳︎ https://www.jstage.jst.go.jp/article/iieej/40/6/40_6_943/_pdf/-char/ja
これは教員の懸念。生徒はどう思っているか。保護者はどうか。それぞれ調べたほうがいい。紙をなくすことの懸念はあろう。でも時が経てばハード・ソフト両面の進化と慣れで、心配は減る。その判断は教員・生徒・保護者に委ねればよいと思います。まずは導入・利用すること。
私が育ったシンガポールでは、中学生からはPCを使用、教科書を読み、宿題やグループワークもPCで作成、提出です。

故障や不具合時は、先生ではなく、学校のITチームに相談に行きます。学年毎に必要なツール等もITチームが整備します。

日本の教育全体のデジタル化を推進するには、教員の教育(偏見かもしれませんが、ITに不得手な教員も多いと思います)と共に、教師への負担を減らすために専門職員の配置も必要だと思います。
これは、政府の取り組みとしては「GIGAスクール構想」と言われるものに関する議論で、私も委員をしている経済財政諮問会議の経済社会の活力ワーキンググループというところで文科省と連携して進めているものです。現時点では、タブレット端末の配布の目処をつけつつあり、文科省が中心となって教職員への研修計画を進めつつ、一部の先行する自治体の通りくみを他の自治体に広げていこうとしている段階です。そのタイミングで、読売新聞が教育現場にアンケートを行うのはなぜのかその意図がいまひとつわかりませんが、現時点で「大丈夫ですか?」と現場に聞けば「懸念がある」が58%となることはある意味想定の範囲内です。というか、研修も含め、大方針は出ているものの、現場の取り組みはまだ始まっていないのですからある意味当然です。
本件については、今後の流れも含め、すでに昨年12月に詳細が公表されていますので、下記を見ていただければと思います。

【2021年12月文部科学省提出資料】
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg7/20211203/shiryou1.pdf

この後の議論はまさに明日(2022/04/18)、同じワークングで議論し、
詳細は一両日中に公表される予定です。

【第23回経済社会の活力ワーキンググループ開催案内】
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg7_20220415.pdf

当然、全ての教科書をKindleのような形で配布すればそれでことが片付くとは誰も考えていませんし、サプライサイドの学校や教員の話だけで済むものではなく、教育を受ける児童生徒の学習効果を重視した議論をしています。それをEBPMで効果測定しようという枠組みも整備しているので、ご期待いただければと思います。
全面移行には大反対です。

教材の学習効果は、現時点では絶対に「紙」の方が優れています。
書き込みもできるし、付箋を貼るなどして記憶定着を図ることができます。

私は、中高の時、娘の世代が電子辞書を使っているのを非常に憂いました。

紙の英語辞典なら、何度も開くページの周辺の単語も自然と覚えていきますし、視覚的にどの部分にあったかを記憶することができます。
書き込みをしていれば尚更記憶定着がよくなります。

SAPIXの教材が完全に白黒で、四谷大塚の「予習シリーズ」のようにカラーで綺麗にできていなかったのも、印象的でした。

便利にしてしまうと、学習する時の想像力などを奪ってしまいます。
紙の教材をもっと評価しましょう。
教科書のデジタル化などより、授業そのものをオンライン化することを検討すべき。
オンライン環境が整備されているという前提においてではあるが、日本最高の先生による最高の授業を平等に受けることができる。授業の質が先生の質に依存しなくなるのだ。
そうなれば学校は、学問以外のもっと重要なこと、例えば集団生活とかリーダーシップなどを教える場所になる。
まぁしかし、この手の話は利害関係者にアンケートを取ってる限り実現することは100%ない。
これは反対です。なぜなら全体感が掴めなくなるから。子供はあのページのあの部分に書いてあったという記憶も頼りにしています。デジタルになってしまえばそういう手がかりが無効化されてしまうので、単純に記憶しづらくなると思います。