中国・西安が新たにロックダウン、市民1300万人に移動制限
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中国での移動制限措置が広がっています。
上海はロックダウンから約3週間経ちましたが未だに収束が見えません。西安も昨年12月以来の移動制限措置。市民の不満は徐々に鬱積していると思います。
とはいえ、感染が広がる地域から他地域への移動が厳しく制限されているため、感染拡大が進行しているのは一部の地域に限られています。
私の住む北京では、今のところ市内での厳しい移動制限はありませんが、他省への移動は難しくなっています。来週予定していた出張もキャンセルしました。早く正常化して欲しいです。
注目のコメント
移動制限されると、ほかの地域には感染を拡大していくのを防ぎます。中国ではずっとこのような手段を使いました。
不思議に思うのは、コロナがあっても日本では何度もGoToトラブルをやろうとしています。旅行を通じて感染拡大をねらい、問題を起こしていく、またそれによって集団免疫を得ます。トラブルによって集団免疫を実現することはほんとうに世界ではまれにしかないやり方です。経済政策としてやっていくこともなかなか中国のロックダウン、移動制限、さらにトラブルを減らすというやり方は違います。
トラベルによるトラブルか。日本語としてはなかなか面白いです。これは中国に住む人達には衝撃ではないでしょうか(^_^;)
西安は、政府当局発表の新規感染者推移としては、4月は低く抑えられており、またもロックダウンになるとは思わなかったのではないでしょうか。
1300万人都市で、この新規感染者数推移で再ロックダウンというのは、本当にゼロコロナ一本ということ。過去にロックダウンを実施した西安市でもこうであるならば、3月にロックダウンを経験した深圳市(現在は解除)でも再発するかもしれません。中国経済的には相当厳しいでしょう。
（西安市 2022年4月 新規感染者数推移）
※人口1300万人都市である事を念頭にご覧下さい(^_^;)
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