2022/4/15

【佐久間宣行】会社で消耗せずに「やりたいことをやる」極意

NewsPicks編集部
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、いま最も注目されるテレビプロデューサーである佐久間宣行氏だ。
これまで「ゴッドタン」「あちこちオードリー」(テレビ東京)などの人気番組を手掛け、ラジオ「オールナイトニッポン」のパーソナリティーとしても活躍してきた佐久間氏。
現在、Netflixで配信中のバラエティ「トークサバイバー!」も、この3月に配信開始後、2週間にわたって1位を記録し、4週連続でトップ10入りを果たすなど、大きな注目を浴びている。
そのそうそうたる作品リストを目にすると、「アイデアとセンスの人」というイメージを抱くかもしれないが、佐久間氏の強みはそれだけではない。
「つくりたいものだけに邁進して、どうでもいいことは見ない」
「だれとも揉めないし、一切戦わない」
旧知のプロデューサーやタレントが口々に証言する「天才的なずるさ」──そこに、超売れっ子の秘密がある。
佐久間氏の新刊『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)は、そんな佐久間氏の「ずるさ」を本人が徹底解剖した一冊だ。
そこには、若手からベテランまで、「自分のしたいこと」と「自分を縛る制約(組織内の人間関係、時間の制約、メンタルの不調など)」のあつれきに消耗しているすべてのビジネスパーソンにとってのヒントが詰まっている。
さっそく、同書の内容を紹介しながら、佐久間流「ずるい仕事術」のエッセンスをひも解いていこう。
INDEX
  • 周囲と戦わずに「抜きん出る」
  • 「ポジティブ」のコスパは最強
  • 「自分ブランド」に傷をつけるな
  • モチベーションは「エゴ」でいい
  • 「自由に働く」ための武器