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銀座の中銀カプセルタワービルがついに解体、3Dデジタルアーカイブ化始動

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  • 東京大学情報学環教授 「妄想する頭思考する手」

    中銀カプセルタワーの解体はまことに残念ですが、こうやってデジタル世界に保存されることは素晴らしいですね。しかし貴重な建築物をこうやって解体していくと、やがてメタバース東京のほうが現実の東京よりも豊かになってしまうかも。


注目のコメント

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    建築家、東京大学生産技術研究所特任教授、noiz、gluon

    このプロジェクトの中の人です。

    中銀カプセルタワービルは日本初の世界的建築ムーブメントであるメタボリズムを象徴する建築で、世界的にも非常に評価の高い、一時代を象徴する建築です。こうした建築が経済原理で解体されてしまう(その意味はまさに新陳代謝:メタボリズムの原理そのものではあるのですが)のはとても残念ですが、建物の現状(いろいろな基準が現代の環境や構造基準に適合していないものが多すぎる、メンテナンスがされていなくて状況が補修の範囲を超えて現実的な使用に堪えない等)を考えると解体も致し方ないとも思います。

    そうした中で、建築の価値が物理的な構造物だけに閉じず、バーチャルなデータや場としての存在価値、物語性など多様なあり方を示し始めている中、複数のデジタル化の手法を駆使してできる限り構成の活用可能性を広く担保した、デジタルアーカイブの取得と公開、整理をとにかくしておくことの意義と価値を広く社会に問いたいと思っています。

    おそらくこのデジタルアーカイブの価値は現在では完全な評価は難しく、その真価は後世からしか測れないものになるのだと思いますが、同時に新しい価値化のしくみや実践を重ねることで、少しでも早く同時代での可能性を切り開けるのではないかと考えて、このプロジェクトを(全く損得度外視のボランティア活動として)続けています。

    このチームでは、同じくメタボリズム建築の象徴だった都城市民会館のデジタルスキャンとオープンデータ化、そのバーチャル空間ならではの活用に関しては一定の実践を積んできており、今回はタイミングも考慮して、中銀カプセルタワーのNFT領域への展開と価値化を、実証実験的に視野に入れて活動を始めているところです。NFT化で短期的にでも利益が埋めるサイクルができれば、建築というものの新しい価値化の可能性が生じるわけで、まずはそれを、日本各地で維持が難しくなり始めているメタボリズム建築の保存やデジタルデータ化の活動資金に展開していくという、一つのモデルケースに実装できればと。

    これまでモノや場所に閉じていた多様な情報的価値が、その編集性と時空を超える圧倒的な流動性で、全く新しい価値を持ち始めている中、建築という重厚長大の極致ともいえる産業領域から、どんな価値化の事例を提示できるのか、継続的にチャレンジしていきたいと思っています。


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    講談社 宣伝統括部担当部長

    海外からの旅行者とともに、写真を撮った日が懐かしい。
    カプセルを交換できるという発想がなんともSF的でした。


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