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【TDK】世界のバッテリー市場を育てた、知られざる優良企業

NewsPicks編集部
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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    TDKの記事でこういうのも失礼なのだが、電子部品企業としては村田の方がすごいと思う(事実としての時価総額やオーガニックでの成長、とはいえ記事や後述のようにTDK自身も素晴らしい会社)。
    ただ、記事にあるように、テープなど自社のブランド製品をやっていたことによる認知は、TDKの方が大きい。小さい頃イギリスに住んでいたのだが、ピカデリーサーカス(日本なら新宿アルタみたいな感じ?)にTDKの広告があったのを今でも覚えている。日本の会社かも知らないけど覚えているわけで、そういう認知。
    Intel入っているは、直接顧客接点がない企業のブランドとして最強の一つなのだが、TDKは最終製品をやっていたことによって得られている認知は資産の一つだと思う。

    TDKは「東京電気化学工業」の略。記事にあるように、東工大出身者の創業者たちがフェライトを事業化するために創った会社。
    電子部品メーカーだが「化学」という言葉があるように、電子部品のなかでも化学技術を使っている領域。フェライトは磁性材料でセラミックスの一種。それをどう応用するかで、テープやHDDヘッド(これらは磁気を利用した記憶・読み取り)、コンデンサ(セラミックス)、モーター用磁石(コア)などに広がる。またそれで技術面では素材、焼成など、顧客接点では最終顧客だけでなく電子機器メーカーや自動車・自動車部品メーカーとも生まれる。そしてその顧客接点を通じた次世代技術の開発などが、次への資産になる。
    そこに失敗もしつつ、買収などもしながら投資をしてきたからこそ成長してきた企業だと思っている。

    昨日コメントしたが、バブル前後の20年間くらいにどれくらい企業・構成員が事業経験・決断をしてこれたかは、めちゃくちゃ効いていると思っている。その一つの具体例だと、記事を読みながら改めて思った(TDKは中小型株ではないが…でも昔は総合電機に比べて隠したに見られていた、今は電子部品や半導体装置メーカーの方が総合電機よりはるかに評価されている)。
    https://newspicks.com/news/6938133


  • NewsPicks ジャーナリスト

    これからは、企業も個人もビジネスが万馬券(ブロックバスター)化する──?

    このブロックバスターとは、製薬業界のワードで、画期的な新薬。その会社の業績をけん引するものです。ただし、万馬券を当てるよりも、登場する確率が低いと言われています。

    実は、TDKのリチウムイオンバッテリー事業は、まさに万馬券。2005年に100億円で買収した香港の会社が大化けし、会社の売上高と利益の大半を稼ぐようになりました。

    ある時、「TDKのバッテリービジネス依存どないすんねん」について議論しました。しばらく議論したうえ、私はTDKは、製薬業界を参考にしなければならないとひらめきました。

    何がヒットするかわからない今、まんべんなく伸ばすことは難しいものです。あれだけ投資したけどさっぱりな事業、逆に小さな投資が大化けするような事業は、いくらでもあるはず。ただし、ブロックバスターと呼ばれる大ヒットした薬も、いつか特許切れを迎えます。稼いでいるうちに次のブロックバスターを模索する。

    これは、個人のキャリアにも当てはまるはず。
    専門性がかつてなく求められる中、ジェネラリストよりも特定のスキルに秀でたスペシャリストの活躍が増えるはず。ただし、専門能力には流行り廃りがあるので、その専門性が流行っているうちに、次の専門性を模索する。

    このようにして、企業も個人も、何でも屋さんから何かしらの専門・プロになりつつ、ただし、常に専門を変えていくので、長い期間で見渡すと、企業も個人もいろいろやっていることになります。


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    慶應ビジネススクール 教授

    ATL買収は、澤部肇氏が2019年12月24日の私の履歴書で「宝くじに当たったようなものだった」と述懐されています。「私の経営者としての業績は8割以上が運だというのは謙遜して言うのではなく、本当にそうなのだ」とも。ただ、出会いは運であっても、それを買収するという決断は運ではできません。「prepared mind」こそが運を活かせるのではないでしょうか。


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