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プーチン大統領に戦争をやめさせるために、國際社会は何ができるかを考えているとき、ロシアもウクライナもどっちもどっちと言ったら、解決できない。
ツイッターでもトレンド入りしていた記事をNewspicksでも取り上げている。確かにこの祝辞、細谷さんや篠田さん、池内さんがおっしゃるように、現実を踏まえない「戦争絶対悪」の立場が、結果として不正義に堕ちていった姿に見える。
ロシアの正義など断じて認められない。そのうえで、東大新入生に伝えたかったメッセージはこれだろう。

> 誤解を恐れずに言うと「悪」を存在させることで、私は安心していないだろうか?

日本的な戦争反対や喧嘩両成敗みたいなのがにじみでているのは違和感を感じるが、新入生にとっては批判精神を磨くいい機会になったのかもしれない。
個人の講演会と、入学式の祝辞を混同して話をしてはならないだろう。
河瀬監督の祝辞に批判が集まる理由を考えたほうがいいですね。いわゆる「相対主義のパラドクス」なのだと思います。

どちらにも正義があるのだから、わかりやすい悪を措定することはつつしむべきだ、というのが相対主義です。そして、それではいつまでも真実を決められないではないか、というのが相対主義のパラドクスです。

2000年ごろまでは相対主義が強く、それはポストモダンとも呼ばれました。ただ、2001年の911テロを境に、そうした主張は退潮しました。相対主義では大規模テロのような「絶対悪」に対抗できないという反発があったからです。

さて、私たちはどう考えるべきなのか。重要なことは、よく調べて、よく思考することだと考えます。祝辞の全文を読むだけではダメです。ロシアがなにをやっているのか。ウクライナはどう応じているのか。目の前のツイートに条件反射して、溜飲を下げるのではなく、立ち止まって思考することが重要なはずです。

その意味で、SNSは本当によくないですね。やりすぎ注意です。
皆さん書かれてますが全文を読んで判断すべき。ちゃんと読めば「ロシアにも正義がある」「どっちもどっち」などとは言っておられませんよ。

「ロシアの正義がウクライナの正義とぶつかり合っている」

「ロシアが正義と考えることがウクライナや多くの国の正義とぶつかり合っている」と言えば問題ないでしょうし、ご本人の意図もそのようなものかと。

ましてや「侵略戦争を悪と言うな」などと河瀬さんは言っていませんし…。東大の教授が何を言っているのかという感じです。

「東大に入った人ですから頭はいいですが、多面的に物事を見ることとと勉強ができることは違う」と言われたかったのだと思います。
引用されている3人の研究者の指摘には強く同意。一方でこの記事については「ツイートのまとめ」でしかないところが残念(速報性が重要だったのかとは思います)。河瀬氏本人に意図を確認したり、東大の式担当者にもしっかりと取材をした続報を期待。
河瀬さんの発言を悪として、それを安心して叩いて満足していないか?という点で、この一連の騒動の構造が正にここで危惧されていることそのものな気がします。
そもそも「悪」とは何かを明確に定義することなく、批判したり議論するのは無意味です。

ゾロアスター教の宗教は二元論で、「正義」と「悪」の対立構造ができていました。
キリスト教やユダヤ教のような一神教だと、「善なる神がどうして災いをもたらすのか?」という疑問に答えるのが困難です。

かつて、証拠もないのにイラクを攻撃した米国も国際政治学者諸氏に言わせれば「悪」になります。
J.W.ブッシュやイラクの民間人を殺した米国兵が戦争犯罪人として裁かれなかったのは何故なのか、国際政治学者諸氏にぜひともお聞きしたいです。

河瀬氏は、「正義」は相対的なものだということを言いたかっただけじゃないでしょうか?
素敵な入学式式辞。
透明で豊かな言葉です。
これを聞く前に映像作品を見ていればなおよかったでしょう。
そして、河瀬さんを招いた東大の度量も評価したい。

河瀬さんが紹介するのは、吉野・金峯山寺の千年を超える精神性に立って俯瞰する自制心。
諸君はその言葉を読み取る力を蓄えて、というメッセージでもあるのでしょう。

他方、批判者は河瀬さんの映像を見たことあるのかな?どういう背景の、どういう仕事をしてきたひとが発する言葉かも汲み取ってしたほうがいいと思う。批判する場合は。

それよりぼくは今、ロシアは悪であり「反論を許さず」とする言論統制の空気のほうが怖くなっています。
そういうメディアには、アメリカのイラク侵攻に対し当時どういう対応を取ったのかを伺いたいです。
今回の戦争に対する欧米の姿勢がダブルスタンダードだと批判する中東の意見にも、日本は耳を傾けて損はないかと。