[北京 11日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、食料安全保障を確立するために種子に関して自立する必要があると指摘し、食料の輸入依存に改めて懸念を表明した。

10日に南部海南島の種子研究所を訪問した際の発言を国営新華社通信が11日報じた。

習氏は「中国が種子を自らの手にしっかりと握ってこそ食料安全保障を実現できる」と述べた。

種子の供給源は独立した管理可能なものでなければならず、種子産業技術は自立していることが不可欠と語った。