貨物機が緊急着陸、真っ二つに 中米コスタリカ
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この機体は離陸後に油圧のトラブルから緊急事態を宣言し、離陸した空港へ引き返していました。映像では、無事に着陸し、ほぼ減速も終えたと思ったところで急に機体が進行方向に対し右側にそれ、滑走路とその先の誘導路から先の空港敷地内に落ち、そのため機体が折れてしまいました。
緊急事態ということであらかじめ消防車がスタンバイしていたため、燃料に火がついて燃え広がるなどする前に消火できたのが不幸中の幸いで、操縦していたパイロットも自力で脱出し命に別状はないということです。
映像からは着陸時にブレーキから白煙が上がっており何らかの異常があったと思わせるほか、あるいはほぼ減速が終わっていたことからステアリングを切ろうとしてトラブルになったかと思わせるような状況でした。757の油圧系統は3系統ありますが、常用ブレーキならば右側システム、補助ブレーキとステアリングは左側システムで制御しており、そもそもの油圧のトラブルの内容にもよりますが、関連している可能性は高いと考えられます。