ウクライナに行ったアメリカの退役軍人たち 彼らに聞いた「誰のために、何のために」
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ウクライナが募った外国人義勇兵が一時期注目を集めましたが、実際にウクライナに向かった彼らがどんな思いだったのかを伝える記事は少なかったように思います。NYの同僚であるスペンサー・コーヘン記者が、2人の米退役軍人に話を聞くことができました。
アメリカ人の精神性を感じる記事ですね。
彼らの中にはこういった事態に遭遇した時に、直ぐに行動する精神がありますね。
それが、アメリカが世界の平和を維持するのだという国家政策に反映されています。
それは、日本人にはとても真似できない、崇高さを感じるものです。
この記事を読んで、9.11テロを克明な時系列での事実とその後の分析で綴った書籍(9.11レポート)にある四機目の飛行機ユナイテッド航空93便の話がすぐに頭に浮かびました。
サウスタワーとノースタワーにハイジャック機が突っ込んだ直後にハイジャックされたのが、ユナイテッド93便です。
乗客は自分達の運命を知り、命懸けでハイジャック犯のいるコクピットに入ろうとし、ドアの前の2人の犯人と格闘となり、操縦しているもう1人の犯人はドアが開く前に機を墜落させ、全員が死亡しました。
乗客の一人であった女性は、家族と携帯電話で話をし、私もドアに行かなくちゃと言ったのが最後の会話だとありました。
93便の乗客が命を投げ出した行動が、テロを防いだことになりました。
そのページを読んだ時に、自分の心に迫る思いがあったことをよく覚えています。この手の義勇兵的な人達が実際の戦闘を行う時、言葉の壁はどうやって解決しているのか?という素朴な疑問が生じる。
やっぱり同じ言葉を話す人達で部隊を編成して行動するのかな?
そうなると日本語しか話せない人が現地に行っても大して役に立てないのではないか?という疑問も生じてくる。