3メガバンク、23年春の新卒採用3分の1に 5年前比
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数年前に見た中期経営計画にも採用人員を減らしていく、という記載はあったので計画通りなのだと思います。私のお付き合いした人事の方はめちゃくちゃ採用に本気で、未来の頭取を採用する、とことあるごとに仰ってました。あの規模の会社の人事で、あそこまで本気の方はあまり見たことありません。今は栄転されてしまいましたが、また、一緒にお仕事したいな、と思います。
注目のコメント
日本のメガバンクが成長戦略を示せず縮小均衡に陥ろうとしている中、米銀はどのような状況なのでしょうか。JPモルガンは4月4日に2021年アニュアルレポートを開示しました。驚くとともに鼓舞されたのは冒頭での46ページにも及ぶダイモンCEOのレター部分。「アメリカの強力なリーダーシップの異例なまでの必要性」というテーマに7ページを割き、ウクライナ危機の中での強烈な危機感と使命感を提示。その直後の個人金融部門活動報告ではデジタル化施策が示された一方、2017年店舗数5,130・人口カバー率61%に対し、中期計画同5,000・85%が提示されています。かつてない危機であると述べるとともに銀行の責務を示したダイモン氏から今こそ学ぶことが多いと思います。
ダイモン氏の啓蒙書のようなレター部分、複合危機の中で経営者やリーダーがどう在るべきか、どのようなメッセージを社内外に発していくべきかなどについて、優れた手本であると思います。ご一読されることをお勧めいたします。
https://www.jpmorganchase.com/content/dam/jpmc/jpmorgan-chase-and-co/investor-relations/documents/annualreport-2021.pdfちなみに当社もこの3メガバンクの一つがメインバンクですが、最初についた担当が超優秀な新卒でどうするか見ていたら1年でグループ会社に出向し、1年で本体の経営企画に戻ってきてその後半年で外資のコンサルに転職していきました。
デジタル開発力がサバイバルの鍵になると、メガバンク各行は考えているようです。大量に採用して、営業拠点にらばら撒く(つまり、これまでのビジネスモデルのままで、あとは担い手の優秀さで乗り切る)という発想ではダメだということがわかってきたのが伝わる動きです。