大学が直面、学生は対面より「オンライン授業のほうがいい」の危うさ
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東大では対面の希望はもう少し高く出ます。下記は2020年度の東大生にオンライン授業について聞いた調査結果です。31~34ページです。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400180814.pdf
特に1年生でオンライン授業への不満が強く、コロナ収束後についても1年生は対面のみを求める比率が他の学年より高くなっています。
私の講義は毎年大教室でも立ち見が出るので700~800人が受講できるオンラインは便利でしたが、やっぱり話す側としてはやりがいを感じません。「対面がいい」という学生さんの気持ちはよくわかります。今学期は原則全面対面なので、はじめて教室を2つ割り振ってもらい、片方はパブリックビューイング方式にすることとしました。それでも孤独にパソコンに向かっているよりは楽しんでもらえると考えています
注目のコメント
旧来の対面授業を再開するだけでは、オンライン授業の方を希望する学生の割合はまだ高いと思います。私は何度か同様のコメントをしていますが、同世代には改めて我々自身がリアルな対話から共創していくという熱意を取り戻して欲しいです。
オンライン環境でどれだけ学生が真面目に取り組んでいるかという疑問は大いにありますが、対面授業の意義について再考を求められていることは事実です。いままでのような教員による一方向性の講義から、より対話が生まれやすくなる工夫が為されていくことを切望します。オンラインやハイフレックス。この2年、大学は試行錯誤をしつつコロナ後の環境を整えている。文科省は対面を求める通知を出したが、自らのDXが進まない国は大学の対応に口をはさまず、逆に、オンライン授業の上限規制を撤廃して自由度を増すのがよい。