G20声明、見送りへ ロシア巡り意見対立
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明らかな他国侵略と戦争犯罪をこれだけ大規模に行う国を世界のリーダー国家の一つとして扱わないとならないという事に虚しさを感じます。
しかしながら、たとえそれがどんな儚い虚構に見えようが、2度の大戦を経て人類が到達した今の枠組みを軽々に放棄すべきではないと思います。
注目のコメント
これは財務省会合で、首脳会合は11月にインドネシアであります。
G20にはロシアも入っていますが、ロシアをG20から追放するかどうか、も現在の論点になっています。ただし、ロシア追放に賛成する国は、半分程度でしょう。
20か国のうち、ロシア追放に賛成しそうなのは、
米国、英国、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU、オーストラリア、韓国
まででしょう。
20か国のうち、明確にロシアを擁護しそうな国は、
ロシア、中国
くらいですが、
残りの国、
インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ共和国、、インドネシア、サウディアラビア、トルコ、アルゼンチン
あたりは、ロシア追放まではしたくないでしょう。
インド、サウディアラビアあたりは、この戦争を商機と見ていて、孤立したロシアと取引して利益を引き出そう、という姿勢は、中国とそう変わりません。G20には当事者のロシアはもちろん、中国、インド、ブラジル、南アフリカのBRICSがいる。BRICSはG7と異なりロシアに近い立場。中国やインドは対ロシア安保理決議を棄権。南アフリカも先日のウクライナ人道状況に関する国連緊急特別総会でG7など西側と別の決議案を出した。
むしろ議長国がインドネシアなのに、財務相会合をワシントンDCで開催するというのが興味深い。G20はさまざまな立場の財務相が一堂に会する機会。より一層の金融制裁の強化に向け、実質的な連携が深まることが期待される。