プーチン大統領 支持率 “4年ぶりに80%超” 独立系の調査機関
NHKニュース
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レバダセンターの世論調査なので、それなりに信用できる数字。こういう数字が出てくるのは、それだけロシア国内における情報統制が効いていること、戦時におけるリーダーに対する信頼が高い(Rally under the flag効果)ということがあるのだろう。
この数字は間違いだと見るべきです。ロシアのある調査では解答を拒否した人は93%にのぼり、残りの7%のうちの80%が支持しているとのことです(4/2TBS報道特集より)。今のロシアでは弾圧により支持しないとは答えられないので解答拒否したとみなすのが妥当だとすると、プーチン支持はわずか5.6%ということになります。今のロシアではまともな世論調査できるとは思わない方がいいですし、プーチン支持率が80%などとニュースで伝える際には、その数字には信頼性がないことも同時に言い添えるべきです。
ゼレンスキー大統領も17%から91%に爆上げしましたが、プーチン大統領も含めて、指導者の支持率というのは戦争になると上がるのが普通です。
ブッシュ(息子)大統領も9.11直後に歴代大統領最高の91%の支持率を獲得し、その後低下した後にイラク戦争開戦で再び70%に上がりました。
仮に、太平洋戦争時の東条首相の支持率をとっていれば100%近かったでしょう。
戦時下の指導者の支持率と最終的な評価は無関係です。