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ソ連時代より厳しそうな印象を受けています。
ソ連は15の共和国から構成され、計画経済に基づく分業体制が敷かれていました。ロシアはソ連の事実上の後継国家ですが、ソ連の崩壊で、過去に敷かれた分業体制も変質しており、そのまま受け継いでいるわけではありません。
冷戦時代の分業体制が継承されていない以上、それ以上に厳しい状況が続くのではないでしょうか。
たしかにそうなのだが、かなりゆっくりと進む可能性も。
というのも、下記のThe Economistの記事を見るに、アメリカからヨーロッパ諸国(特にドイツなど)への原油やガス供給にも限界があるし、米民間企業の動向もタイトな状況。相当ゆっくり進むのかなと。
加えて、原油もガスも超高価格で取引されているので、こんな現象も記事では報告されていますし
>>ロシアガスプロムが、今年2か月間でヨーロッパ向けガス販売から205億ドルを稼いだと推測される。この規模は、同社が2020年ヨーロッパから得た売上高とほぼ同じ<<
https://www.economist.com/finance-and-economics/2022/04/02/americas-gas-frackers-limber-up-to-save-europe
欧州を始めエネルギー資源を持たない国々が高騰した天然ガスと石油をロシアから買い続ける限りロシアも何らかの方法で“外貨”を手に入れて一定の輸入を続けることはたぶん可能でしょう。ロシアの要求に応えてロシアの銀行に外貨とルーブルの口座を開いてルーブルで支払うといったことが万が一にも拡がれば尚更です。残念ながら西側諸国の経済制裁に諸手を挙げて賛成している国ばかりではないですし。
広範に亘る経済制裁と巨額の戦費がロシア経済の重荷になるのは間違いないところでしょうが、何事によらず、状況判断には判断者の潜在的な希望が反映されがちです。例えは悪いですが、コロナ禍のもとで感染症の専門家の多くが死者数と感染者数の予測を常に過大に外し続けたことも、そうした心の動きを反映しているように感じます。
米国が音頭を取る制裁がしっかり効いて戦争が一刻も早く終わることを念じつつ、資源国のロシアを追い込むのはそれほど簡単でないとも感じる昨今です。 (・・;
単なるリセッションというよりも、グレートリセッションで小。
今時点は為替取引規制に加えて、輸入減と原油高による貿易黒字拡大によってルーブルは(この状況下でも)恩恵を受けていますが、事実上輸出入ともに大幅に減少することで、原油価格の行方次第でルーブルへの打撃は大きくなりそうです。
素人の個人的な印象としては、ソ連崩壊により冷戦構造は解消したと思っていましたが、それにもかかわらず、イラク戦争、アフガニスタン介入、NATO等とアメリカの方が軍事的拡大を継続しているような印象を持ちます。
閉鎖経済になれば、分業的な貿易の恩恵を受けられず、経済の効率性に多大な影響が出るため、GDPは現状の水準から下がり続けていくと思います。
原油が売れるか売れないかという問題以上に、経済活動の深刻な退化が起こってしまいます。
このことはソ連時代をよく知るナリウビナ総裁自身が最も熟知していることでしょう。
まずは侵攻をやめて通常経済に戻すべきと思います。ロシア国民、そして欧州の国民のことを考えるとそう思います
【国際】単純にソ連時代への逆戻りということにはならないはず。ソ連時代はなんだかんだ言って、スプートニク・ショックのようにある時期までは西側よりも科学技術でリードするなんて時代もあったわけだが、1970年代以降はどんどん西側に突き放されてゆき、経済力と科学技術力でロシアと西側の格差は非常に大きい。ただ、ロシアがなりふり構わず中国と協力すれば、冷戦時代とはまた違う形になるのかもしれない。

もっともロシアと中国も権威主義的な国家体制であり、そこには「学問の自由」や「経済活動の自由」があるわけではない。そうした社会において、「小さな自由な発想」が「社会を大きく変化させる発明・発見」につながるとは考え難い。中長期的に考えると、自由民主主義国家の方が若干の優位性があるように思う。