マイクロソフトが「Web3」投資を加速。ブロックチェーン企業への投資や人材拡充へ
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マイクロソフトはWeb3の分散的世界とは真逆の価値観で動いている企業体の印象ですが、真逆だからこそ、この潮流をウォッチすべく投資や人材確保の動きをしているというようにも見えますね。
記事中に出てくるマイクロソフトも投資に参加したConsenSysは、イーサリアム上での分散型アプリケーションということで、GAS代などかなりコストもかさむモデルであり、その分、投資が必要ということなのでしょうか。
イーサリアムなどのスマートコントラクト上に構築されたトークンネットワークで展開する「共同組合モデル」や「株式モデル」。年初の国光さん解説が最も腑に落ちましたが、こうした自己破壊的なインセンティブ革命が、GAFAMの巨大な投資を受けてどこまで進むのか、逆に牽制されるのかは興味深いです。
https://newspicks.com/news/6551891?ref=user_280855Web3の概念として、”Decentralization”がありますが、中央集権的な役割をぶっ壊してみんなで管理するとの考え方は理解しつつ、中長期に管理維持するためには、何かしらの旗振り役や必要なのでは?と思ったりします。
また、利益の分配も、中央集権的に集めて分配するのではなく、トークンを主体とした分配アプローチとなりますが、そのコミュニティ内にて、何か着地点の見えない対立的な問題が起きた場合など、それを終結させる裁判官的な役割も必要になるのでは?と思うと、Microsoftみたいな今の巨人が、何かカタチを変えながら、Web3においても影響力を持てる方法を模索しているのだろうな?と思っています。Web3.0が分散型で、民主的に見えても、GAFAMは総取りするというプラットフォーマーとしての本質は変わらないように思います。
Activision Blizzardを7.8兆円も投じて買収すると決めたサティア・ナデラの本当の狙いは、メタバースへの布石とも見られていますが、あらゆるゲームのプラットフォマーになると考えるのは、Appleへの対抗心なのか、今その時期が到来しつつあると考えたのかもしれません。
ソニーや任天堂もMicrosoftのメタバースのゲーム会社になるということになりそうです。
Web3.0は、エンタープライズからごく普通の携帯電話でゲームをする一般の個人までも取り込む強力な仕掛けになるんでしょう。
自分のデータは自分のものとしながら、自己責任原則が強化され、メタバース空間の中で仕事をしたり、仮想空間の売買まで行われることになるかもしれません。
現実と非現実の境目がない世界は、デジタルツインのようなリアルをサイバーに映し取るということを通り越えて、サイバーで行われていることが、現実の個や企業を支配する超中央集権的な、そして誰にも気づかれない権力を産みそうで、Web3.0を素直に歓迎できません。
全てのビジネス上の取り引きや個人の楽しみは、Web3.0という胴元が取り仕切っているとしたら、それは望ましい未来でしょうか?